許容範囲を設ける【ストレスマインドセット】 | ウェルビーイングのおすそわけ

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心と身体と社会的な“しあわせ”に関する情報メディア
(旧タイトル「カウンセラーからのおすそわけ」)

私たちは、
ストレスに関して
あるパラドクスに
陥ることがあります。


それはストレスを
避けようとすればするほど
ストレスが生じる
というものです。


ネットが普及して
ストレスから身を守るための
様々な情報が簡単に
手に入るようになりました。


例えば、
ストレスから身を守るためには、
「○時間の睡眠が必要」とか、
「週に○回○時間の
 ウォーキングが良い」
など、
科学的根拠に裏付けられた
確かな情報を得ることができます。


これらを
参考にするのは
とても有益なことです。


しかしながら、
「〇〇しなければならない」
というような具合に、
あまりに厳密に取り組みすぎると、
ストレスへの対処法が
逆にストレスになってしまい、
心身の不調を招く結果となります。




こうしたことを防ぐには、
得られた情報を参考にして、
自分に合わせた許容範囲を
設けるのが効果的です。


仮に理想的な睡眠が
十分とれない日があったとしたも、
一週間で捉えた時に
ほどよくとれているならば、
それを許容範囲として
良しとすることもできます。


時に運動に
掛けられる時間が
短いことがあったとしても、
別の日に少し時間を増やして
運動することができたならば、
それを許容範囲として
良しとすることも考えられます。


ストレスの対処法は、
「こうするべき」
厳密に行おうとするのではなく、
ある程度の許容範囲を設けて
弾力的に取り組んだ方が
うまくいくというものです。


またその方が、
適度なストレスによって、
自分の潜在的な能力が
高められたりすることも
あったりします。

 


Photo by Emma Simpson on Unsplash



ストレスの対処法は、
ある程度の許容範囲を
設けて取り組むこと。


これはストレスと
上手に向き合うために
身につけておきたい
考え方の一つです。

 

 

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