閉ざされた思考と開かれた思考(後編)【セルフコントロール】 | ウェルビーイングのおすそわけ

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(旧タイトル「カウンセラーからのおすそわけ」)

一方、
“開かれた思考”とは、
自らの外側の世界にある
資源の力を借りて、
思考の枠組を広げて、
問題を解決しようと
することです。
 
 
“開かれた思考”では、
自分を取り巻く外部に
どんな資源があるのかを
注意深く観察し、
協力を求めることが
大切です。
 
 
例えば、
他者の見方から、
新たな視点を得ること
かもしれません。

 
他者の考えに
耳を傾けて、
新たな考えを
取り入れること
かもしれません。

 
他者の力を借りて、
これまでとは違うことに
取り組むこと
かもしれません。
 
 
“開かれた思考”では、
自分の内側にある
資源だけではなく、
謙虚な姿勢で
他者の知恵に
触れることが
求められます。
 
 
具体的には、
次のようなことに
意識を向けるのが
有益と考えられます。
 
 
□他者は何を求めているのか?
 
 
□他者は状況をどう捉えているのか?
 
 
□自分と他者との間で
 共通する点は何か?
 
 
□自分と他者との間で
 異なる点は何か?
 
 
□自分とは違うどんな考えを
 持っているのか?
 
 
□自分と違うどんな見方を
 しているのか?
 
 
□支援が必要なのはどのようなことか?
 
 
□誰に協力をお願いするか?
 
 
自分の価値観や
見方や考えなどは
ひとまず脇において、
“開かれた思考”
働かせることができれば、
これまでにない
新たな解決策が
見つかったりします。



 
私たちは、
思い悩む時に
“閉ざされた思考”
物事を考えがちです。
 
 
そのような時に
“閉ざされた思考”に加えて、
“開かれた思考”についても
活用することができたなら、
しなやかなに人生を
送ることができるのでは
ないでしょうか。

 

 

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※震災の復興を心よりお祈りしています。
神栄カウンセリングセンター のHP