閉ざされた思考と開かれた思考(前編)【セルフコントロール】 | ウェルビーイングのおすそわけ

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(旧タイトル「カウンセラーからのおすそわけ」)

私たちは、
悩みを抱えた時に
「あーでもない」
「こーでもない」
その悩みを解決しようと、
様々な思いを巡らせます。
 
 
この時に、
“閉ざされた思考”
悩みに向き合うのと、
“開かれた思考”
悩みに向き合うのでは、
得られるものに
大きな違いが生まれます。
 
 
“閉ざされた思考”とは、
自らの内側の世界にある
資源だけに依り頼んで、
物事について考え、
問題を解決しようと
することです。
 
 
例えば、
大切にしている価値観、
活用できる知識、
身につけた行動などが
“閉ざされた思考”
資源となります。
 
 
具体的には、
“閉ざされた思考”
悩みに向かい合う場合には、
次のようなことを
自問自答することに
なるでしょう。
 
 
■自分が求めていることは何か?
 
 
■現状をどう見ているのか?
 
 
■自分が今していることは何か?
 
 
■何が変化し、何が変化していないのか?
 
 
■制約があるとすれば、それは何か?
 
 
■これから自分にできることは何か?
 
 
解決を試みている悩みが、
個人的なもので、
過去に解決したことが
あるような問題であれば、
“閉ざされた思考”
解決を見出だすことが
できるかもしれません。
 
 
しかし、
他者が関わってきたり、
状況や事情が複雑に
入り混じっているような
悩みの場合には
“閉ざされた思考”では、
堂々巡りになることがあり、
効果的な解決策が
見出せなくなったりします。



 
このような時には、
“閉ざされた思考”ではなく、
“開かれた思考”
その問題や悩みに
向き合うことが
肝要と言えるでしょう。
 
つづく…

 

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