物事の感じ方や考え方、
願っていることや価値観に
違いがあります。
そうした違いは、
実際に言葉にして
分かち合わなければ、
理解し合うことは
できません。
自分の感じていること、
自分の考えていること、
自分が願っていること、
自分が大切にしている価値観など、
自己主張する術を身につけることは、
人間関係を営む上で
とても大切なことです。
しかし、
だからといって、
どんな時にでも
自分を主張していたら、
周囲の人とぶつかり合って
傷つくことになるでしょう。
コミュニケーションにおいては、
自分を主張することだけでなく、
状況に応じて沈黙することを
覚えておくのが賢明です。
主張と沈黙は、
例えるならば
自動車のアクセルと
ブレーキのようなものです。
道路を走っている時に
アクセルを踏めば、
前を走っている自動車との
距離を近づけることができます。
ブレーキを踏めば、
前を走っている自動車との
距離を取ることができます。
車間距離は、
近づきすぎれば危険ですし、
離れすぎれば交通の流れが
ギクシャクします。
ちょうど良い距離を
取るためには、
アクセルとブレーキを
上手に操作することが
求められます。
人間関係も
これと同様です。
自己主張と沈黙を
ほどよく選べば、
安全なコミュニケーションが
持てるようになるでしょう。
※東日本大震災からの一日も早い
復旧と復興を心よりお祈りしています。
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