相手をコントロールしようとしたり、
相手からコントロールされることなく
人間関係を持つ技術のことです。
これは、自分も相手も尊重する
アサーティブなコミュニケーションをさします。
選択理論で言うならば、
外的コントロールを止めて
内的コントロールを実践することと
言えるでしょう。
外的コントロールには、
3つの信条があります。
◆人は外側の簡単な刺激に反応する存在と見る
（人は外側から動機付けられる）
◆私は、相手をコントロールできる
また、自分の相手からコントロールされる
◆私は何が正しいのかを知っている
間違っている人を正すのは私の道義的責任である
このような
外的コントロールの信条に基づいたコミュニケーションは、
争いや不信感、迎合やあきらめなどを生み出します。
外的コントロールに対応して
内的コントロールの信条を表すならば、
次のようなものが挙げられます。
◎人は内側から動機付けられる
◎私は、人をコントロールできない
コントロールできるのは唯一自分の行動である
◎求めていること、感じていることは人によって異なる
したがって話し合い、調整することが求められる
内的コントロールの信条に基づいたコミュニケーションは、
理解と共感、自律と協力などを生み出します。
人をコントロールしようとしたり、
人からコントロールされることなく、
自分の考えを率直に伝え、
感情を表現し、
必要に応じて支援を
求めることができると
人間関係はとても豊かなものに
なるでしょう。
…つづく
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