対人関係スキルとは、
人と友好関係を築き、
維持する技術のことです。
対人関係スキルを
向上させるためには、
二つのことが必要になります。
一つは、
どのような行動が
人間関係を良くするのかを知り、
それを実践することです。
もう一つは、
どのような行動が
人間関係を悪化させ
問題を引き起こすのかを理解し、
それを避けることです。
Dr.グラッサーが教えている
人間関係の7つの習慣は、
対人関係スキルを身につけるのに
とても役立ちます。
Dr.グラッサーは、
人間関係を育む習慣として
次の7つの行動を挙げています。
◎耳を傾ける
◎励ます
◎尊敬を表す
◎受け入れる
◎違いを話し合う
◎信頼する
◎支援する
また、
人間関係を壊す行動としては、
次の7つの行動を挙げています。
◆文句を言う
◆脅す
◆責める
◆罰する
◆非難する
◆褒美で釣る
◆ガミガミ言う
対人関係スキルは、
前述した効果的コミュニケーションスキルと
関連しています。
人間関係を育む習慣は、
内的コントロールに基づく
関わり方であり、
人間関係を壊す行動は、
外的コントロールに根ざした
関わり方です。
このような立ち位置の違いは、
対人関係に大きな影響を及ぼします。
…つづく。
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