1823 :あの激震、「AMAZON中華激安マイク改造」の真意 | ShinさんのPA工作室

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AMAZONの激安中華マイク改造

あのフィーバーからもうじき3年になります。

 

1603 :Amazonの超激安コンデンサマイクが高級機に変身する改造(第1編)・・・2016年1月

https://ameblo.jp/shin-aiai/entry-12115618790.html

 

ユーザー層・スキルを乗り越えてマイクロホンの世界・業界・ユーザーに激震を与えたこの記事、このブログからの発したフェイクのような情報は世界をかけ巡りました。

 その後メキシコ~英国方式では言葉の壁を巧みに利用され、彼らの本当の目的が分からないまま直さざるを得ない彼ら方式を書き換えるハメに、それは「Shinのサイン入り回路図」として変造利用され、不本意な結果として2つの方式に関わり併存させることになった。

どちらもマイクロホン自作ファンのプラットフォームの1つとして生き続けています。

 

 

そもそも 私があの記事を書いた真意は何だったのでしょうか。

それはたった2500円で簡単に2けた上のマイクのパフォーマンスが得られるという怪しさ、信じても信じなくても「エッツ」という驚愕を誰でも簡単な改造で味わっていただくことができるからです。

 キモとしたのは回路的に多少疑問部分があってもコンデンサマイクを必要とする方に結果の素晴らしさを共有していただくために可能な限り敷居を低くして僅かな手数で大きな収穫を得る作戦をとりました。

 基板はできるかぎり「そのまま・そのまま」と、その甲斐あってミュージシャンをはじめマイク作りには縁のない多くの方々、普段はんだごてを持たない方も目の色を変えて改造に走りました。

 

★純粋技術的には問題だらけのため多くの方々から重箱の隅や細部、「そもそも」的なバッシングを受けることになりましたが、人を幸せにする事と完璧を求めることの両立の難しさをひしひしと感じながら私は方針を曲げませんでした。 

 

YouTube(白背景)YOUTUBE https://www.youtube.com/watch?v=xWYjaKBuzXI

 

(経緯)

双葉 2016年正月のことです、たまたまポップアップしてきたAMAZONの広告に驚かされました。

販売ページは2,530円の安っぽいながらサイドアドレスマイクがショックマウントやケーブル一式であるではないか、 もう一度内容をたしかめると「プラグインパワー」ですら動くらしい、眉ツバ承知でポチった。

 

届いたものは安物であるにも関わらず値段相応ともいえない内容に驚いた、しかしやっぱり音が変!、そうです、盛大なホワイトノイズと逆相音です。

それを割り引いても「きわめて素性はイイ」と判断、何はおいても逆相を直した。

(この時点でプラグインパワーのユーザーは切り捨てざるを得ませんがあたりまえのコンデンサマイクにした)

 

 この時は回路も不明であるが間違いはないはず、と7V位のツェナーダイオードを取り外し無難な抵抗値、5.6kΩに替え、あえて非安定回路にした。

 

  案の定盛大だった「サー・ノイズ」は消え、この時点であっけなくベリンガーC-1は超え、このマイクのさらなる実力を期待した、特にカプセルの優秀さがきわだって確認できた。

 

 

よし!、多くのかたにスキルの高低にかかわらず、はたまた「唄ってみた」の高校生でもここまでの内容なら専門知識の必要なく「高性能激安なマイクが手にできる」と期待し、配慮した記事にしたつもりです。

改造レベルを小分けにして発表した、どのレベル段階でも満足できるものでなければなりません。

 

サーノイズより大切なのは「相」の問題、ここから始めたがあまり理解されなかった。

ツェナーはずしは決定的、大いににうけ、AMAZONではBM-800の品切れがすぐ起こった。

 

そこから一週間、少しづつ回路の解明を始めました。

ブラックボックスであった基板を回路図化する仕事、テスターとルーペを使ってほぼ2日で書き出しました。(若干のミスは後で気が付いたり、NPN-PNPの逆などご指摘を受けて修正しました)

ともあれ回路図化は待ち望まれていたのでしょう、15000/DAY のアクセスが続くほどでした。

 

同時にソースフォロワ改造の結果も出たのでテスト録音をおこないました。

 

双葉 100の議論より耳で判断する。

Voiceを使うのでSONY C-38Bとの比較がわかりやすい、また低価格であることで当時人気はあるものの盛大なホワイトノイズと位相的に違和感のある欠陥マイク、ベリンガーC-1をあえて加えた。

 

YOUTUBEではこの改造マイクの優秀性と可能性をステップを踏みながら確認できるようにしました。

日本の標準マイク代表・SONY C-38B、低廉不出来マイクの代表・ベリンガーC-1とも横並びで試聴するとこのマイクのビックリする能力が見えてきて実に面白いです。

 

つぎに

ヨーロッパの名機・高級機を含めた公開鳴き合わせに勝つことを至上命題として臨みました。

https://ameblo.jp/shin-aiai/entry-12135001581.html

 

 

マイク 音響技術者たちに大いにウケけたのは見た通りおもちゃのようなマイクが「ノイマン」「AKG」「DPA」「ゼンハイザー」などの名機と平然と互角に戦う姿にあった。

まるで草野球チームが大リーグと試合するような構図に見えるのでしょう。

 

 しかし時にそれらを軽く追い越すパフォーマンスには喝采、笑いの渦、まるでマジックショーさながらであった。

 休憩時間には「なにコレ!」と質問責め、ノイマンやDPA、AKGを指して「じゃあこの価格差は何?」とあっけにとられた突っ込みでワイワイと。

 (これがプロの生の反応でした)

 

 ここまでを第一目標にしていましたのでまるで「ドンキホーテ」のような行為に周囲はあきれはてたと思いますがそれが事実であることがこの改造マイク物語の意外性たるところです。

 

 

太陽 それにしてもこんなめったにない改造アイテムに恵まれたことに感謝です。

 

          以上

 

 

(お知らせ)
fetⅡ、fetⅡi、fet3、
fetⅡ‐bright など、ご注文により人気機種の製作を承っておりますのでお問い合わせください (いまや貴重品、秋月のパナソニック WM-61Aとオリジナル・パーツで製作) 

 

モノ作り日本もっと元気出せ 

 

【おことわり】

★ここで公開している回路・写真・説明文などは音響家の方、アマチュアの方でハンドメイドまたは試験評価なさる場合の参考として考えております。

★製作物・加工物の性能・機能・安全性などはあくまでも製作される方の責任に帰し、当方(Shin)ではその一切を負いかねます。

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