1824 :重いマイクロホンはダテじゃない | ShinさんのPA工作室

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※ないものねだりこそ開発の原点だ※ 
※すべてのマイクロホンは未だ発展途上のデバイスだ※


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いつの頃からかマイクロホンの音がどうも軽くなったように感じられてならない。

特にコンシュマーユーズでその軽薄な音は顕著かつ「腰抜け」である。

 

双葉 これまでにいくつかの節目があった。

 

1.金属ダイキャストボディからプラスチックボディが使用されたとき

2.ECMがこの世にあらわれたとき

3.プラグインパワーによる重量のないECMが出現したとき

4.ネオジムマグネットによる近年の国産リボンマイクが再出現したとき

 

双葉 「重量・質量」はマイクロホンにとって外観デザイン以上に重要な価値を持つことを忘れてはならない。

 

FET外付け型ECMを例にしたが、この法則はすべての変換形式のマイクロホンに共通します。

 

運動支点(メカニカルアース)のあやふやなマイクはダイアフラムの振動と同時にケースも同一振動をする、だから腰抜けなスカスカ音なのだ。

再生において「台車」にSPを置いたPAとよく似たプロセスである。

 

不動の土台あってこそ波動は正しく処理できる。

 

 

 

(特徴)

・軽いマイクロホンほどタッチノイズ(手ざわり雑音)が大きい、指向性マイクはさらに増加する。

・ケース質量(重量)を増やすよりも「カプセル」(※1) 質量を増加させたほうが理にかなっている。

・運動支点(メカニカルアース)の強化により、発展的にマイクロホンの「防振構造」は不要となる。

 

(※1) 

コンデンサ型

ECM型:(カプセル)、

DCバイアス型:(ダイアフラム)、

 

ダイナミック型:(ユニット)、

リボン型:(モーター)、

クリスタル型:(エレメント)] と言い換えられる。

 

(現状・問題点)

1.プラグインパワーのステレオECMは最悪であるように軽量プラスチック筐体などマイクロホンの軽量化は害悪以外の何物でもない。

 

2.ネオジウム磁石を使用した近年のリボンマイク、軽さやワイドレンジさは誇るが往年のアルニコ・リボン型とはまず比較にならない。

 

3.軽いダイナミック型には「ウェイト」を加えると音が締まること。

 

 

!マイクロホンの評価がまた「物理特性優先」に前戻っているのではないかとさえ思える。

 

 

マイク評価において「VOICE」は「楽音」を圧する。

もちろんそれは測定結果すら超えるファクターを持つ

 

 

楽音では判断できにくい場合も「VOICE」では簡単にわかります。

 

Shinの「マイボイス・リアルタイムモニター」に注目ください。

 

「マイク評価は音楽でやってはいけない」、そうすれば軽い運動支点(メカニカルアース)のあやふやなマイクロホンの致命的問題は一瞬で見えるようになる。

 

                   以上

 

 

(お知らせ)
fetⅡ、fetⅡi、fet3、
fetⅡ‐bright など、ご注文により人気機種の製作を承っておりますのでお問い合わせください (いまや貴重品、秋月のパナソニック WM-61Aとオリジナル・パーツで製作) 

 

モノ作り日本もっと元気出せ 

 

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