※ この記事は公開から13年以上経過していることにご留意ください。
2024年追記
(2つの改造)
最初はおバカなバージョンから
1.【WM-61Aを単一指向性カプセルに改造した】
無指向性ECMカプセルを単一指向性に改造だって?・・・・「マジかよ!」
でもみんな1度はやってみたいと思った事あるでしょ、「アル・アル」
興味はあってもやらないのが常識人、それを実行してしまうのが「おバカ」な人です。
Shinさんのミニルータに1.2mmのドリル刃を付けて一気にやってみた。(相当きわどい手加減で狙い撃ちと穴だけ開けることに特化、切りカスがなるべく向こうに落ちないようにしながら・・・内部のその部分にはFETと僅かなスキマがある、写真の通りピンポイントで)
いきなり低域がカットされ指向性がついた、1cm程度まで口元に近づければフラットになる感じ、(穴は大きめに広げると気になるピークが緩和される)ちょうどWM-65A-103と同様な超小型単一指向性カプセルの出来上がり、(接話マイクだなこりゃ)
音質が良くなったり、とりたてて何かメリットがあるわけでもないのに「何でそんなことするの?」と言われれば・・・・
「そこにマイクがあるからだ」とShinさん、暑さのせいでさっぱり分けの分からない事云っているし、とりあえず使い道もない。
Q「何でこんな改造するの?」
Shin「そこにマイクがあるから」
Q「何につかうの?」
Shin「別に・・・・」
Q「ほらね、「 ガリガリ君」はソーダ味が一番だ ! って・・・ハーゲンダッツなんて見向きもしない、多分Shinさんって頭が単一指向性なんだよ。
とはいうものの背面構造(バック・キャビティ)を変化させてやるとかなりワイドレンジなマイクに変化する、何よりもSN比の高さは想像以上だ、お試しあれ(Shin)
2.【話題のWM-61Bを入手して3線改造してみた】
まえから気にはなっていたが入手するまでには至らなかった。
このたび海外ルートだが入手してみないか、という話に同乗させていただくことにした。
うーん海外向けスペックは20~20,000HZなんだよな、何で国内向けは16,000HZまでなんだろ、スペクトル監視すると同一、「謎だ!」
写真・図面のようにピン電極であり、背面パターンは61Aと全く異なる、
GNDパターンの中にS(ソース電極)が存在する構造。
太いGNDパターンをグルリと深くえぐってソース電極を切り離す。
(左:改造前 右:改造後)
ヘタに普通のカッターでやるとケガしかねないので「アクリルカッター」といわれる「引っかきカッター」で挑んだ。
試される方はくれぐれもケガしないようにご注意ください
(切り離し確認はしっかりと導通をあたります)
(改造試聴結果)
「じゃーん」・・・・・・61Aと同一 ~! 高域特性もウリ二つなり。
それじゃまた来週まで サヨナラ・サヨナラ
(お知らせ)
fetⅡ、fetⅡi、measurement-fetⅡほか、ご注文により人気機種の製作を承っておりますのでお問い合わせください Shin
モノ作り日本もっと元気出せ! (Shin)
【おことわり】
★ここで公開している回路・写真・説明文などは音響家の方、アマチュアの方でハンドメイドまたは試験評価なさる場合の参考として考えております。
★製作物・加工物の性能・機能・安全性などはあくまでも製作される方の責任に帰し、当方(Shin)ではその一切を負いかねます。
★第三者に対する販売等の営利目的としてこのサイトの記事を窃用する事は堅くお断り致します。
★情報はどんどん発信していきます。ご覧いただき、アレンジも良し、パクリも結構です、Shinさん独特のこだわりと非常識を以て音響の世界を刺激してまいります。
ご意見やご質問はこちらから宜しくお願いいたします
メールはこちらから sound_ai♪xk9.so-net.ne.jp (♪は@に直してください)