※ この記事は公開から13年以上経過していることにご留意ください。
2024年1月追記
また新しい年を迎えますね
昨年6月、ふとしたきっかけで始めたこのブログですが、気がついたらあれから1年半、読者の皆様に支えられて夢中で走ってまいりました。本当にありがとうございます。
叱咤激励、また新しい情報を頂くこともありました。
10月には「ShinさんのいたずらPA工作室」からタイトルを変更しましたが、「イタズラ心は発想の原点」なんじゃないかな・・・とも思います。
おかげさまで毎日多くの皆様にお越しいただいており、現在平均1,500アクセス/日で推移、興味深くご覧いただいている様子が伝わってまいります、
マイクロホンねたが多くを占めていますが、このブログの立ち上げ理由は実はマイクの改造チューニングだったのです。
携帯やi-phoneなどで通勤中の読み物にもご利用いただいているようで、週刊誌代わりにもなっているのかもしれません。
2010年は≪この1年間の流れ≫のような実験開発をおこなってきました、皆様からの宿題テーマもかなり戴いており、多くを来年に持ち越しますがご容赦ください。
そんな意味で「双方向性」を大切にこの「ShinさんのPA工作室」を育ててまいりたいと思います。
①このブログで特に人気度の高いのがクラシックプロの激安マイク
CM5の音質改善改造記事 です、これはずいぶん定番化しましたね。
「仏作って魂入れず」の980円マイクでも「活を入れる」と激変しますね。(音屋さんの「レビュー」でも改造された方の感想があります)
2匹目のドジョウ、ベリンガーXM-8500の改造 も簡単に出来、どちらのマイクも実際改造された方からうれしいご連絡を頂いております。
最近「オヤッ」と思うとCM5やCM2000が結構TVの画面に登場していて気になり始めました。
(SPも時々CSP-8・10などがメジャーなステージでチラ見えします WLは?まさか)
「マイクロホンのチューニング」という結構マイナーっぽいジャンルでお遊びいただくのもこういうノウハウは思わぬときのヒントになりますので大切にしたいと思います。
台湾製の57・・・PDM-57の改造 は特定の材料を使ったりちょっとコツがありますが多量に改造された現場でも喜んでいただいております。
このマイクはダイヤフラムむき出しが一番結果が良い為、別流の改造法を試される方もあります、(低域不足の改善はきわめて難しい課題です)
②二番目は「パナ改マイクロホン」についてです。
これはおそらく他のサイトの記事ではイマイチわかりづらい部分もここでは集中してご覧いただけますので録音マイク自作の参考書がわりになっているのかもしれません。(業務用途には展開できない趣味録音のアプリリケーションであるため既に書いた記事のみにさせていただきます)
③「ファンタム式パナ改マイクロホン」 は「パナ改マイクロホン」をベースに理想的なファンタム動作をこだわりをもって追求した業務用マイクロホンです、さまざまなテクノロジーを巻き込んでまだまだ成長しております。
このWM-61Aという小さなECMカプセルは「ラジカセマイク」などではなく「ちいさな巨人」です。
「パナ改」の提唱者であるlinkwitz 氏(米)や技術者のBill Wall"s 氏(米)も踏み入れたことのない世界まで夢中で追求して行きますと、先人の経験しなかった領域まで可能性が広がっているのが良く見えます。
業務用途に特化してさらに進化させますのでどうか見守っていてください。
④単一指向性ECM(ファンタム式) の開発にシフト出来、フォーリーフ社 製ECMカプセルを使用して少しづつですがShinさん流の実績を積み重ねつつあります。
UEB-5361使用のfet-u1およびUEB-5261使用のfet-uⅡはそれぞれAKGのC-451Bと391B激似、また6φのUEB-0600(改)はWM-65A(改)と同時比較してもこれを超える音、このメーカーのECMカプセルからは目を離せません。
単一指向性マイクの世界は「加工技術命」のクラフト難易度の高いジャンルです。
(「パナ改」の「パナ」はパナソニック製ECMの場合のみですので他社製の場合、同一内容でも「パナ」は付きません)
⑤マイクロホンクラフトのネックである「加工技術」も少しですがご披露しておりますので、お役に立ててください。
⑥「激安マイク」 と 「高品位マイク」を一緒に取り扱うのはちょっとネー・・・というご意見もありますが・・・
それってユニクロでヴィトンのバッグ売るみたいな、100均で宝石売るような話?
激安には激安である理由があります、その決定的問題点を解決して磨き上げることは高品位マイクの更なる高品位化にも相通じるテクだと思います。
どんな切り口でも常識には流されずマイクロホン技術の原理原則に立ち返ります。
結果的にすべての読者の皆様が予想を超えたパフォーマンスを手に入れてHAPPYになってくだされば、この上なく幸せです。
※デザイン・つくりは問題ないけど音は「箸にも棒にも・・・」というマイクがありましたらぜひShinに教えてください、改造チューニングしましょう。
この「ShinさんのPA工作室」は出来ればHP仕立てにしたいところですが、データ移行も含め、どエライ作業になりそうですので、自分に甘いShinさんはラクなブログ路線で、来たる2011年も歩きはじめますのでどうぞ宜しくお願いいたします。
皆様 良い年をお迎えくださるよう
心よりお祈り申し上げます
Shin
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【おことわり】
★ここで公開している回路・写真・説明文などはアマチュアの方、音響家の方でハンドメイドまたは試験評価なさる場合の参考として考えております。
★製作物・加工物の性能・機能・安全性などはあくまでも製作される方の責任に帰し、当方(Shin)ではその一切を負いかねます。
★第三者に対する販売等の営利目的としてこのサイトの記事を窃用する事は堅くお断り致します。
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