1101 :fetⅡクリップオン用XLRコネクタ部のベルトクリップ・ホルダ | ShinさんのPA工作室 (Shin's PA workshop)

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2024年1月追記

 

ShinさんのPA工作室  新年おめでとうございます

 ことしもよろしくおねがいします

 

 

 

   ことしはこんなお年玉もってきましたよ

 

 

さんしん(沖縄三線)用クリップオンマイクとしてのfetⅡ リリースにあたり専用グッズを開発しました。

 

それが結構意外な展開に・・・・・

 

fetⅡのクリップオンマイクの細ケーブルからL-4E6Sなど一般マイクケーブルに変換するためにXLRコネクタのベルトクリップ・ホルダーが望まれておりました。

ShinさんのPA工作室

さんしんにクリップオン装着したfetⅡ

(細ケーブル使用、先端のXLRコネクタはAMP部が内蔵されている。)

 

ひので 「はじめまして」 
ShinさんのPA工作室                  
fetⅡ AMP部にベルトクリップホルダをセットしたところです。 

 

ホルダ径はXLRコネクタ(AMP部入り)にジャストフィットします。

細ケーブルの先はマイク部がクリップオンホルダによりさんしんに取り付けられます。

 

腰部分で通常のマイクケーブルに変換する為、XLRコネクタ(AMP部入り)をベルトクリップで演奏者の腰に固定します。


 

ShinさんのPA工作室       ShinさんのPA工作室

腰ベルトにガッチリ固定      ケーブル接続状態

 

 

 

(2種類のベルトクリップホルダ)

ご覧の通りヘビーデューティ(頑丈)なグッズに仕上げました。

※拡大して詳細にご確認いただけます。


ShinさんのPA工作室 ShinさんのPA工作室
1.ベルトクリップホルダ(固定タイプ)


 
ShinさんのPA工作室 ShinさんのPA工作室
  

2.ベルトクリップホルダ(角度フリータイプ)

 

 

【材料】

①自転車ハンドル取り付け用LEDライトまたはLEDライトホルダ

(ハンドル用はやや太め、むしろ19φに近い「サドル側」のアクセサリーの方が向く)

②スカートハンガー(クリップのみを流用する)

③その他ネジ(黒色)蝶ナット、ゴムパッキングなど

 

(ご注意)

材料は「どこに行けば手に入るの・・・?」はお住まいの地域によってかなり状況が違いますので具体的に書きませんが、100円ショップでは完結できません。

しかし、いずれも簡単に入手出来る材料ですので写真を良くご参考ください。

 

これと同一物を探し回ることは時間のムダ、決して得策ではありません、アイデアだけご覧いただけば十分これと同様のものが製作できますので念の為。

 

【経緯と考察】

クリップ部もホルダ部も漠然とした最終イメージから進展せず、ずいぶん材料探しに時間を費やしてきたと思いますが・・・

決定的なのは、「XLRコネクタ」の外形サイズが自転車のサドルシャフトの径とほぼ同一なことが判明したからです、それにより急進展しました。

 

 

クリップも単に腰に引っ掛けるタイプでも良いのですが、激しい動きを伴う場合、やはり「グリップ固定するタイプ」でないと不安がつきまといます。

 

文房具のクリップ各種、洗濯ばさみ各種、ケーブル束ねクリップ・・・いやどうしてみんな変な色と形なのだろう、ほしいのは「クロ」だけだ

 

(Shinさんのこだわり)

※鉄則 : 機器グレードはそこに使われる最も低グレードのパーツによって決定される。

 

「手作り感」「代用品感」は業務音響機材にとって「決してプラス要素にはならないデメリット」だと認識していますので、自分の感覚にジャストフィットしない材料の使用は絶対避けます。

 

「クリップ」という他愛のない材料でも簡単に妥協して安易なモノを選択してしまうと絶対にホンモノになり得ないのです、したがって選択の幅はきわめて狭くなりますがそれでいいのです。

 

それで注目したのが「スカートハンガー」、これも鉄則に外れるものが多いですが、今回の目的にフィットするのはクリップをワイヤーが貫いているタイプ、色は黒のみ、簡単に買って帰らず完成形をイメージして「厳選」します。

一旦バラして加工後組み立て直せることが条件です。(強力なスプリングの再取り付けは至難のワザかもしれませんが、やるしかないでしょう)


 

【汎用性の考慮】

「XLRコネクタ」を強固にベルトクリップする単独の音響アクセサリーは他では見かけませんので、これはそんな転用のきく汎用性を備えております。

 

写真をご覧になってわかる方だけの汎用性です。

 

 

【そしてこんなことも】・・・(角度フリータイプの場合)

 

スタンドフリーでこういうのもちょっとイイでしょ、好きなところに挟めます。

 

適合マイク外径・・・19φ~22φ位(ゴムシート外した場合さらに太い径まで可)

ShinさんのPA工作室    ShinさんのPA工作室
C-451Bに装着、(角度はフリーになります)

 



ShinさんのPA工作室

ECM-8000に装着

 

 

写真のようにfetⅡ のケーブル中継だけでなく、Shinのfet3・ fetⅠ・Ⅱ AKG C-451・ECM-8000など19~23φ程度のマイクホルダとして利用出来ます。

スタンドの立てられない場所ではこういうクリップホルダは 「あったらいいなグッズ」ではないでしょうか。

 

ステージ上では新しい秘密兵器、ハイ・パフォーマンスなグッズとしてミュージシャンの方を始め、PAエンジニアの皆様にはきっとお役に立てることと思います。


 

【名称】

1.XLRコネクタのベルトクリップホルダ : CL1 

2.同 ホルダ角度フリータイプ      : CL2  と名付けます。

 

 

なお、このShinさんオリジナルのベルトクリップ・ホルダはご希望によりお作り致します。詳細はお問い合わせ下さい。

 

 

 

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【おことわり】

★ここで公開している回路・写真・説明文などはアマチュアの方、音響家の方でハンドメイドまたは試験評価なさる場合の参考として考えております。
 

★製作物・加工物の性能・機能・安全性などはあくまでも製作される方の責任に帰し、当方(Shin)ではその一切を負いかねます。
 

★第三者に対する販売等の営利目的としてこのサイトの記事を窃用する事は堅くお断り致します。
 

★情報はどんどん発信していきます。ご覧いただき、アレンジも良し、パクリも結構です、Shinさん独特のこだわりと非常識を以て音響の世界を刺激してまいります。

                                         管理人(Shin)                
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