ご無沙汰しております。

なんと12月になってしまいました。

 

明日(いや、日付変わって今日です)は、

今年最後の(かもしれない)「相談会」です。

https://ameblo.jp/shimpo-shiho/entry-12528751351.html

 

このところ、風邪は90~95%くらい治りましたが、

中々100%になりません。

それと、先月後半はちょっぴり忙しく、

アメブロは、閲覧すらしない日も続いたりしました。。。

 

それで、久しぶりにアメブロ覗きましたら、

下記記事を見つけました。


別ウィンドウで見たい方は↓

https://ameblo.jp/ba11et-jee/entry-12545425374.html

 

まあ、私、クラシックをはじめとする音楽を聴くのは好きで、

過去にも時々その話題を投稿しております。

(と言っても新しいもので8月でした……この辺など↓)

 

”クラシック音楽業界もセクハラ三昧”

https://ameblo.jp/shimpo-shiho/entry-12508345333.html

ネットで無料で受けられる音楽の検定

https://ameblo.jp/shimpo-shiho/entry-12501591808.html

 

バレエも、クラシックの延長で、たま~~に

観る機会はありますが、決して多くは無いし、

そんなに知識もありません。

アンダーキャストという言葉も初めて知りました。

 

似たような制度では、「副指揮者」というのがあって、

この方(々)は、元々の指揮者に何かあったときに、

急遽指揮を取れるよう、練習にも立ち会っています。

 

ただ、私の知る限りですが、代役のためというよりは、

指揮者や練習の雑用を手伝ったり、が主な仕事かな?

リハーサルでは、指揮者のすぐ横にいる場合もあれば、

客席にいて、そのホールの響きの具合を確認して、

時々指揮者からの問い合わせに対応したりもします。

大抵は「指揮者の卵」の方がやってますね。

 

稀には、舞台音楽で、指揮者が見えない位置の方のために、

副指揮者が別の場所で振ることもあるようです。

(「指揮者によって振り方が違うので、見て歌う方は大変なのよ~」

という声も聞いたことがあります……。)

 

ただ、本当に代役が来て、そこで上手くやると、

その方の登竜門になる場合があります。例えば↓

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E4%B8%8B%E4%B8%80%E5%8F%B2

(ご本人は、いつまでもこのエピソードで語られるのは嫌だ、

とも、かつておっしゃってました。ごもっとも。)

 

※なお、副指揮者についてざっと検索するとこの辺が……

https://blog.goo.ne.jp/jsbach2005/e/d8ba6a6cb841b61269cfc3ebb87cd7b6

http://biscuits.art.coocan.jp/BON/HUKUsiki.html

 

多分、バレエの場合は、身体運動でもあり、

アンダーキャスト制度が無いと、

万一の故障が発生したときの対応が難しい

(公演中止にさえなりかねない)のかもしれません。

 

なお、オペラやバレエの場合、

日本では「ダブルキャスト」と言って、

2組の出演者を用意しておいて、

いざというときには、他方の組から代役を出す、

ようなことも多いようです。

(大体3回公演やって、2回目が若手中心キャストだったり。)

 

さて、前置きが長くなりましたが、

アンダーキャストのような立ち位置は、

他のお仕事(あるいはボランティアなどでも)でも、

あるいは、人生の一場面ででも、

似たようなこともあるかもしれません。

 

たしかに、モティベーション維持は大変ですが、

そこをうまくやることが、将来につながる気が致します。

(月並みな見解ですみません。)

詳しくは、ぜひ元記事をお読み下さい。

 

最後に、一応、法律系ブログらしいですから、

少しだけそんな話もしておきます。

 

クラシック系の場合、著名な指揮者やソリストが降板しても、

公演中止ならともかく、代役となって続行の場合、

同格の演奏家の場合ならまだ良いのですが、

まさに無名の若手副指揮者が振るような場合もあり得ます。

 

それでも、ほとんど払い戻しにはなりません。

チケット(ほとんど裏面)に、

「公演中止以外払い戻しをしない旨」が、

とっても小さな字で書かれていることがほとんどなのです。

ですので、それを承知で買った⇒そういう契約だった

⇒だからあきらめろということになってしまいます。

 

もちろん、法律論はともかくとして、

その方目当てにチケットを買った方には、

ごもっともな不満を言う方も当然いらっしゃいます。

 

ただ、「代役が何をやるか、もしかしたら、

将来の名演奏家のデビューに立ち会えるかも」

と見てくれるやさしい好意的な方もいらっしゃるようです。

(できればこちらになりたいところですが……)

 

では、ポピュラー系ではどうなのか?ですが、

例えば、看板歌手がダウンの場合は

ほとんど公演中止でしょうね。

この場合は、その方目当てなので、

代役というわけにもいかないでしょう。

(もし上記のような条項を入れたら大炎上かと)

 

それから、小劇場系の演劇では、

役者も可哀そうに、チケットノルマなどがあって、

知人に売ったりもしていることが多いです。

この場合、その方が降板すると、

「知人が出るというので買ったのに」となるので、

HPなどでは、「○○さんから購入のチケット払い戻しを

ご希望の方は劇団までご連絡下さい」

と出ているのを見かけることはよくあります。

(これも現実的な対応かと思います。)

 

そういえば、書いているうちに思い出しましたが、

クラシックのコンサートでこんな話を聞いたことがあります。

(私が行ったコンサートではありません。

他の方が体験して聞いた話。)

 

これはよくあるパターンですが、

1曲目は、オペラの序曲等の小曲、

2曲目は、ソリスト(独奏者)を呼んでの協奏曲、

そして休憩をはさんで、3曲目にメインの交響曲、

という構成だったところ、

2曲目のソリストのヴァイオリニストが急遽

出演不能になってしまったそうです。アワワワ……

 

それで、代役を見つけることもできなかったようで

コンサートマスターも急には弾けなかったのでしょう)、

2曲目は無しとなり、「もし御不満の方がいらしたら払い戻すので、

名前と連絡先を書いていって下さい」となったのだそうです。

この場合、全額払い戻しだったのか、

あるいは一部額払い戻しだったのか、

結局どうなったのかは分かりません……。

(多分一部でしょうね。なお、その方は、

名前を書いたそうです…笑)

 

その話を伺って、私はこんなことを閃(ヒラメ)いたのでした。

 

「私がそこのオーケストラの人間だったら、

払い戻しは、財政の厳しいオーケストラには負担が大きいので、

『別のコンサートに使える招待券』配布にするなあ。

大体、日本のオケのコンサートは、中々満席にはならないし、

満席になる第九とかは対象外にすればいいし、

有効期間は一年くらいにして……。

そうすれば、オケは出費が要らないし、

お客さんだって音楽好きが来てるのだから、

はした金をもらうより、むしろその方が喜ばれるんじゃない?」

 

……なんて言ってみたら、

「そうだ、君は中々頭がいいじゃないか!」

なんて褒められただけの記憶があります。

 

法律だけで考えていると、払い戻すか否か、

全額か一部額か、なんて硬直した思考回路になりがちですが、

経営者としてはこういう発想も大事かもしれませんね。

 

なんか、簡易更新のつもりが、あれこれ思い出して、

長くなってしまいました。。。。。。

 

 


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