長府藩侍屋敷長屋と旧豊浦郡役所跡、東西に壇具川
現在の下関市は明治時代、豊浦郡であった。当時の豊浦郡役所がここにあった。自治は町村が担い有名無実となり、豊浦郡役所は廃止された。現在は拡大する赤間関市、後の下関市に吸収合併されたことになる。
長府藩侍屋敷長屋(右背後が壇具川)
この長屋は長府藩家老職であった西家の分家(長府藩御馬廻役、220石)の本門に附属していたもので、現在の位置より500m程南にあったものを、保存のためにここに移築しました。
中央に出入り口を配し、一見長屋風ですが、構造の重厚さ、特に仲間部屋格子窓(ちゅうげんべやこうしまど)の造り等は、上級藩士の屋敷の趣をよく残しています。
この建物は侍町にあったものを、保存のため移築したものです。
下関市長府侍町1-1-1
JR下関駅からバス23分「城下町長府」下車、徒歩5分
(しものせき観光ホームページより)