下関のウニ供養祭 | 日本の歴史と日本人のルーツ

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瓶詰めウニは我が家の食卓にも必需品です。

トラフクの刺身は高級料亭などで食するもので滅多に目にすることは無いが、ウニは下関の地元民にも切ってもきれない海産物となっている。


参考

① 下関名産うにの供養 山口下関市の赤間神宮で「うに供養祭」開催

山口新聞(2019.10.2、参考)

山口県下関市の赤間神宮で10月20日(日)、「うに供養祭」が開催される。

うにの供養を行う神事/写真は主催者提供

かつて、うには塩を加えただけの珍味としてごくわずかに流通していた。明治の初期、外国船が停泊していた六連島にある西教寺で行われた船員たちの酒宴の際、塩うにに酒がこぼれたところ、豊かな芳香と濃厚な味に当時の和尚が驚いたそう。それから幾たびの試作を経て完成されたのが、アルコール入りの塩うにだ。

「うに供養祭」は「ふく」とともに下関の名産である「うに」の供養を行うもので、神事の後、商売繁盛と豊漁を祈り、関門海峡に「うに」を放流する。

【写真を見る】供養の後はうにの放流を行う/写真は主催者提供

担当者は「瓶詰うに発祥の地、下関で今年で61回を数える秋の恒例行事です。瓶詰に使う『うに』へ感謝の意を捧げるために神前にて供養を行うのですが、これは現在の赤間神宮が耳なし芳一で有名な阿弥陀寺だったことに起因しています」と由縁を話す。

日頃口にする「うに」への感謝を伝える行事「うに供養祭」。しっかりと供養し、あわせて下関を満喫しよう。


② 瓶詰めウニ