港区芝大門1丁目1−3 日本赤十字社 本社
参考
① 【明治150年】「日本赤十字社」の歴史を建造物から紐解く写真パネル展
旧日本赤十字社社屋
平成30年(2018年)は、明治元年(1868年)から満150年の年にあたります。日本赤十字社は、1877年に起きた西南戦争の際、敵・味方の区別なく傷ついた兵士を救うため、博愛社として設立されました。1887年に「日本赤十字社」と改称してからは、戦時だけでなく災害時の救護活動も展開。明治は、まさに日赤にとって幕開けの時代だったのです。その明治期に建てられた日赤の社屋や病院などの建造物には、明治建築の三大巨匠、辰野金吾(秋田赤十字病院)、片山東熊(日本赤十字社病院)、妻木頼黄(日本赤十字社本社)による建物も含まれます。この他にも、日本では今は見ることのできない病院船なども作られました。日本赤十字社本社にて2018年11月1日(木)~30日(金)開催される「明治を彩った日赤の建造物」は、日赤の歴史を建造物から紐解き、普段展示していない所蔵史料を見ることができる写真パネル展です。
●明治を彩った日赤の建造物
開催日時:2018年11月1日(木)~30日(金) 平日の9時30分~17時 ※土・日曜、祝日は休館
場所:赤十字情報プラザ(日本赤十字社本社内 東京都港区芝大門1-1-3)
入場料:無料
② ウイリアム・ウィリス(wikiより)
幕末維新に駐日英国公使館の外交官・医官として来日し、東京の初代副領事になった。生麦事件をはじめ幕末の歴史的重要事件で数多くの人命を救い、日本人医師に実地指導をして西洋医学を広め、戊辰戦争で敵味方の区別なく治療して、日本に初めて赤十字精神をもたらした。後に、新政府の要請で東京医学校兼大病院(東京大学医学部前身)や鹿児島医学校兼病院(鹿児島大学医学部前身)の創始者となり、日本の近代医学・医療の基礎を築き、発展に貢献した。西南戦争勃発で帰国。後に、イギリス外務省からバンコクの総領事館付医官に任命され、タイ王国でも医学・医療の基礎を築き、発展に貢献した。