横野の青果市場、旧安岡農協 | 日本の歴史と日本人のルーツ

日本の歴史と日本人のルーツ

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基本的に山口県下関市を視座にして、正しい歴史を探求します。

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かつては一地域で単独に卸売市場を経営していた。親の代まで安岡ネギを生産し、この市場に持ち込んだ。競りの結果としての売り上げ代金の金額は伝票に書かれ、各地区の伝票置き場に配達された。代金そのものは営農貯金に直接に振り込まれる。

この伝票は地区の人間が交代で配達していたのだが、著者も親の代わりに市場の窓口まで行って伝票をまとめて受け取ったことを思い出した。真夏、自転車で国道191号線を走ると、窓口にあった冷えた麦茶が美味しかった。

青果市場の事務棟(旧安岡農協本店)、JAバンクのお客様窓口とATM

JAバンクは、本来は農家の売り上げ代金や必要経費を扱う為の口座(営農貯金)を扱うことから始まった。今では組合員で無くとも普通貯金口座を開くことが出来る。ところで、貯金の名称は郵便局と農協・漁協だけで、銀行などは預金とされている。

安岡生活センター、コープ(生活協同組合)と同じと考えられる。

青果市場

下関市横野町1丁目16 JA下関青果市場


参考

① 青果市場(参考)

JA下関、安岡地方卸売市場は、大正12年4月1日に、産業組合が開設した「横野販売市場」が起源となっている、産地に密着した市場です。出荷される生産者へ生産履歴の記帳を強く指導するとともに、全国でも数少ない当日収穫された生鮮な農産物を、夕方5時30分より「セリ」を行い、翌日にはスーパー等を通じ皆様方へお届けする仕組みとしております


② 歴史(参考)

大正12年4月1日: 安岡地域の独立した市場として開設    安岡農業協同組合として経営
平成16年4月: 豊関農業協同組合が設立  安岡農協は吸収合併される  市町村合併で下関農協と名乗る
平成31年4月: 山口県下の農協が合併  山口県農協となる


③ 旧安岡農協本店

松本洋品店として使われて来たが、惜しいことに解体された。コンクリート製の建物だった。

山口県下関市安岡本町2丁目 旧安岡農業共同組合


④ 青果市場と旧安岡農協本店

赤丸: 青果市場