33年前の嵐で消え去ったビーチの砂が、わずか10日でもとに戻る怪奇現象が発生
Sophokles、IRORIO(2017.5.11、参考)
33年前の嵐でビーチの砂が流され、岩場になっていた場所に、わずか10日で何千トンもの砂が戻り、300メートルのビーチが復元されてしまった。原因は春の大潮で海面水位が異常に上がったことらしい。
アイルランドのリゾート地で
アイルランド・アキル島にあるリゾートタウン・ドーアには、かつてビーチだった300メートルの岩場がある。1984年に島を襲った嵐で砂がすべて洗い流されてしまい、それ以来33年間、海岸の景色は荒涼としていていた。
ACHILL ISLAND
ところが、先月の10日間で、なくなった何千トンもの砂がすっかり戻り、美しいビーチが復元。町の住人たちは大喜びしている。
ACHILL ISLAND
わずか10日のうちに
アキル島観光協会のショーン・モロイ氏は、海外メディアにこう語っている。
「今年の4月、復活祭の頃になって、強い北風が吹き始めました。それがコンスタントに続き、春の大潮と重なって水位が上がったんじゃないでしょうか」
そのせいでどこか他の場所から砂が運ばれて来たのではないか、と彼は言う。おおよそ10日ほどで砂浜になっていたそうだ。