宮崎県串間市市木、幸島
参考
宮崎・串間:幸島のサル上陸に備えよ 監視に市が予算計上
南側から上陸の台風少なく、海に「道」
野生のニホンザルが生息する幸島がある宮崎県串間市は、干潮時に海峡に積もった砂で本土と陸続きになるとして、サルが本土に渡らないように監視員2人をつける。新年度当初予算案に50万円を計上し、早ければ4月から配置する。
市によると、昨年9月から月1回、大潮の干潮時、本土-幸島間の海峡(約200メートル)に砂が積もり、幅2メートルの道ができている。
海峡南側に防波堤や船だまりがあり波が弱まるため、春から夏に陸続きになることが多いという。いつもは台風が砂を押し戻すが、昨年は南側から上陸した台風が少なかった。
この現象は2001年にも見られ、繰り返し起きているという。【尾形有菜】