小豆島のクレーター | 日本の歴史と日本人のルーツ

日本の歴史と日本人のルーツ

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基本的に山口県下関市を視座にして、正しい歴史を探求します。

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瀬戸内海の沿岸は良品質の花崗岩が採石出来る。特に小豆島は昔から花崗岩を出荷しております、大坂城の石垣にも大量に利用されている。

気がついたら、大穴が空いてしまった。この穴を埋め戻すのも大変な仕事となる。

本州側の兵庫県高砂市の採石場は埋め戻して墓地になっている。何か良い活用法が有ればいいのだが!養殖漁業として鰻を飼うとか、池にボートを浮かべるとか、水を抜いて納骨堂にするとか活用出来ないものか?!

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香川県小豆郡

{831F041C-ACD9-4966-A3AC-8CB9A9D612C2}土庄町小江付近

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小豆島北東部の採石場


参考

① 島にクレーター?直径200mの穴…実は採石跡

読売新聞(2017.3.15、参考)

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断崖に囲まれた採石跡(香川県土庄町で、読売ヘリから)=尾崎孝撮影

香川県・小豆島の西北端に、クレーターのようにぽっかり開いた大きな穴がある。

直径約200メートル、深さ約100メートルの巨大な採石跡だ。高度経済成長期、島の採石業者が掘り進めたが、埋め戻すことなく、会社を解散した。周囲は切り立った崖で、住民は「転落の危険や不法投棄の恐れがある」と不安がっている。

土庄(とのしょう) 町役場から北へ約4・5キロ。町道のすぐそばにため池のような採石跡はある。「観光で成り立っている島なのに、大きなイメージダウンになる」。地元でオンブズマン活動を続ける今川二郎さん(69)が憤る。 

業者が県から採石の認可を受けたのは1971年。近隣住民によると、以前は約50メートルの小高い丘だったが、約30年間にわたる作業で削り取られた。採石法では災害防止措置を取るよう義務づけられているが、業者は周囲にロープを張り巡らせただけで休眠状態になり、2015年に解散した。


② 石の宝殿付近

兵庫県高砂市阿弥陀町生石の石の宝殿あたりの採石場は古墳時代から操業され、ここから採れる花崗岩は大和地方の古墳の石棺に使われ、現在まで採石されて大きな穴が空いていた。最近、大きな穴は一部、埋め戻されて墓地として分譲されている。

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兵庫県高砂市阿弥陀町生石

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採石場

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石の宝殿

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竜山石採石遺跡(参考)、古墳時代の石棺の出荷前の
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