シモデ先生のまあじゃんうんちく version2 -29ページ目

シモデ先生のまあじゃんうんちく version2

題名の通り、マージャンに関するうんちく話を、自分なりの観点で紹介しています。最近はあまり書いていませんが(笑)。


マージャン強くなりたい、という人にはあまり役に立たない話ばかりかも(笑)。

2004年くらいの事でしょうか。

無双位戦というタイトル戦がありまして。
μの三原孝博さんが決勝に残ったので、観戦していた私が採譜係を買ってでたのです。

その時優勝したのが、飯田さんだったのです。
いやはや、何回タイトル取れば、気が済むのでしょうね(笑)。



そして、会場のすぐ近くの居酒屋で打ち上げ。
打ち上げの幹事を担当したのが、当時まだ若手(?)だった私でした。

ところが、当時の会場は日本橋。
価格もかなり高かっただけでなく、予想以上に早々と帰る人が多かったから、食べ物も飲み物も余ったわけです。

そして、出された伝票を見ると、血の気が失せる値段。
会場内は凍りつき、私もオタオタしてしまいました。


その様子を一部始終見ていたのでしょう、飯田さんがたまりかねたのか、
「今日、優勝したからさ~、これで足しにしてよ」
と、1万円札5枚を片手に、優しい口調で言ってくれたのです。

若かりし私は、ノータイムで「ありがとうございます」と感謝の言葉を述べて、受け取りました。
とにかく「ホッとした」という気持ちがいっぱいでしたね。


もう、何と言うか、
「この人には、麻雀どころか、人としても一生追いつけないや」
と、感じました。

しかし、この世界に身を置いた以上、そういう打ち手を目指して精進しなければいけない、と改めて思ったわけです。

こんなに「強くて優しい麻雀プロ」が、もうこの世にいないなんて、本当に残念でなりません。
残された我々が、その精神を受け継がなくてはならないですね。


さて、休憩時間がもうすぐ終わりそうです。
今日も朝から晩までマージャン教室のお仕事。
そして、仕事が終わったら、新宿でクラシックルールの練習です。
頑張らねば。

2003年の夏のことです。


池袋の麻雀店の勤務が終わった後、たまたま遊びにきてくれた、安藤満さんとの酒の席に同席させてもらいました。


そこで、「麻雀プロとは」という話題になりました。


「飯田さんはどう思います?」


という私の問いに対する、安藤さんの回答が印象的でした。


「飯田くん? 彼はプロじゃないからね」


当時の私の頭の中は「?」マークばかりでした。


あれだけタイトルを獲った飯田さんに対して「プロじゃない」って言いのけるわけですよ。

ただただ驚くばかりでした。


その安藤さんは、翌年(2004年)、食道癌で天国に旅立ちました。享年55歳。




その酒の席からしばらくして、安藤さんが言わんとしていた事を、私なりに解釈してみました。


安藤さんが考えていた「麻雀プロ」としての意識は、

「麻雀プロは勝つだけでなく、魅せる事も大事」

「ファンを増やす事を意識しなくてはいけない」

という事だったのでしょう。


一方、飯田さんの麻雀は、

「勝つ事に徹する」

「ファンの目を意識しない麻雀」

に見えたのでしょう。


実際、外れていなかったと思います。

ただ、だからこそ飯田さんはあれだけのタイトルを獲得できたのだと思います。

もっとも、安藤さんの言葉もすごく説得力を感じたので、「確かになぁ」と思ったものです。




しかし、さらにしばらく経って、改めて考え直してみました。


安藤さんは「エンターテイメント性」を求めていたように思います。

もちろん、麻雀の実力がある事が前提なのは言うまでもありませんが。


一方、飯田さんの麻雀は、決して「エンターテイナー」ではありません。

例えて言うなら、

「アスリート」

もしくは

「格闘家」

だったのだと思います。

マラソンランナーや空手家のイメージでしょうか。


飯田さんのスタイルも、「これはこれで一つのプロの姿なんだろうな」と思うようになりました。


皆さんはどんな「麻雀プロ像」を描いていますか?

自分なりに考えてみるのも、いいものですよ。




長くなったので、今回はこの辺で。

新橋の麻雀店のお仕事に行ってきます。

5月15日(水)に、最高位戦クラシック予選第2節が行われます。


それまでに書いておきたかったことがありまして。


※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

私が「麻雀プロ」という存在を知ったのが高校生の頃。

近代麻雀各誌に、最高位戦のリーグ戦のレポートが載せられていたのです。


当時の最高位が、飯田正人さんでした。

ちょうど連覇していた頃だったと思います。


「プロってどれだけ凄いんだろう」

と、奥能登の田舎の少年は、まだ見ぬプロの存在に憧れを持ったものです。




高校を卒業して、名古屋の専門学校に入学した私。

当然(笑)、勉強はそこそこに、フリー麻雀店に通うようになるわけです。


そこのフリー麻雀店で目にしたのが、「月刊プロ麻雀」という、麻雀専門誌でした。

待ち時間やゲームが終わってからは、月刊プロ麻雀を読むのが日課になりました。

教科書はロクに読まなかったクセにね(笑)。


そこで印象に残ったのは「ビッグ4」という言葉。

当時のトッププロ、安藤満さん、飯田正人さん、井出洋介さん、金子正輝さんの四人のことです。

一昔前からの競技麻雀ファンの方はご存知ですよね。




その後、最高位戦を受験して落ちたり、新しい団体(当時・麻雀連合)に入ったり。

いろいろあって、月日が流れていきました。

当然、いろんな人との交流が増えていきました。




長くなりそうなので、何回かに分けて書いていきますね。

それではまた後程。

またまた久しぶりの更新です。ごめんなさい(>_<)。

対局結果の報告をします。


4月17日 最高位戦クラシック予選第1節

3・4・3・2で▲28.5P。

20人参加で、現在16位。

2回戦までノーホーラ。

3回戦以降は少しアガれたけど、最高得点は、1000・2000。

放銃は、1回戦の1000点と2回戦の3900点。どちらもテンパイから。

2回戦のオーラスに5面待ちリーチをするも、アガれず。

この日を象徴する1局でした。(T_T)


4月18日 ランキング戦

3・4で、15位まで落ちました。

前日よりはいくらかアガれましたが、その分たくさんツモられました。(T_T)

どうも、もう1歩踏み込めない局が、いくつかありましたね。

修行が足りませんね。(>_<)


4月29日 チャンピオンロード

2・1・4・4で4回戦負け。(T_T)

その後、新橋のノーレートフリーの麻雀店でお仕事。

5回打って、トップ3回。使いどころ間違えた。(>_<)


5月5日 μカップin五反田

3・1・4で、18位。

3回戦がひどかったなぁ。

どうも追い込まれると落ち着いて打てない、メンタルの弱さが露呈しましたね。

新人じゃあるまいし。(>_<)


5月6日 RMUスプリント・マーキュリーカップ

4・3・3・4で惨敗。(T_T)

なんと参加者が116人!

しかし準決勝に進めるのは僅か16人。

ホームランか三振か、というテーマで打ちました。

三振でした…。(T_T)



負けてばっかですね。

だから書きたくなかったのに。(T_T)

以前、最高位戦ニュースに掲載された「最高位戦Classicレポート」の取材に協力したことがあります。
http://saikouisen.com/news.php?i=89
私がどんな協力をしたかといいますと、クラシックルールの経験がほとんどなかったレポート担当の葉月たまみさんに依頼され、レポートの参考資料を作成したんです。
今回は、その資料から抜粋していこうと思います。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

クラシックルールというのは、こっそりアガるのが難しいんです。
1つ強めの打牌をしてしまうとバレやすいからなんですね。
ならば、逆に「主導権を取って、相手に対応させる」戦い方も時には必要になるのです。

主導権を取るのに手っ取り早いのが「リーチ」です。
通常のルールならば、流局1人テンパイは「プラス2000点」なのですが、クラシックルールだと「マイナス1000点」になるわけです。
これが意外と大きいんですよね。
得点効率もそうですが、アガりやすい(ツモりやすい、もしくは出アガリが少し期待できる)時にかけたいところです。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

リーチ以外で主導権を取る方法はいくつかあります。

1…仕掛け
仕掛け方にもいろいろあります。

「早い仕掛け」
通常ならば「たかが1000点」だとしても、クラシックルールだと「されど1000点」なのです。
ならば、速くてそこそこアガリが見込めやすいならば仕掛けた方がいいでしょう。
手が遅い人はそこで手仕舞いするでしょうから。

「高い仕掛け」
そこそこの高得点が見込めそうならば、手牌進行がそれほど速くないとしても、早い段階で仕掛けるのもいいでしょう。
1000点が痛いくらいですから、3900クラスは相当大きいんですよ。

「高く見せる仕掛け」
「高い仕掛け」を逆手にとった、いわゆる「ブラフ」に近い仕掛けですね。
仕掛けると、相手の反応がわかりやすいので、対抗者がいなければある程度までは攻めればいいし、対抗者がいたらその人をマークすればいいわけです。
攻防一体の仕掛けですね。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

それじゃあ、仕掛けた方がいいのでしょうか?

いやいや、人には「タイプ」「向き不向き」がありますから、必ずしもそうとは言えません。

2…高打点を意識する
クラシックはルールの特質上、アガリ回数が少なくなります。
かわし手とか早くアガれそうな時以外は、なるべく高い手にしたいわけです。
手なりの高得点は別として、高い手にするには「意志」が必要になります。
意志のある高い手作りをしてくる打ち手というのは、当たれば一発の恐怖があるホームランバッターのようなもの。対処を間違ったり、コントロールミスをしてしまうと、手痛い一撃が待っています。

3…常に状況に見合う押し引きをする
仕掛けを多用しなくても、「常に主導権を取りたがらなくても、いざという時だけ取れればいい」と考えている人も少なくありません。
「常に状況に見合う押し引きをする」というのは当たり前のように思えますが、その積み重ねが相手に信用をあたえるのです。
つまり、「この人がこの牌を切ってきたのだから、ここは一歩引こう」と思ってくれる場面が増えて、主導権が取れるようになるのです。
これぞ「究極の正攻法」。私もこれを目指しています。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

他にもいろいろあると思いますが、どう戦うか、どう見るかはあなた次第です。


いよいよ、明日開幕ですね。

偉そうな事を言ってしまったからには、みっともない戦いはできませんね。(^_^;)