無双位戦というタイトル戦がありまして。
μの三原孝博さんが決勝に残ったので、観戦していた私が採譜係を買ってでたのです。
その時優勝したのが、飯田さんだったのです。
いやはや、何回タイトル取れば、気が済むのでしょうね(笑)。
そして、会場のすぐ近くの居酒屋で打ち上げ。
打ち上げの幹事を担当したのが、当時まだ若手(?)だった私でした。
ところが、当時の会場は日本橋。
価格もかなり高かっただけでなく、予想以上に早々と帰る人が多かったから、食べ物も飲み物も余ったわけです。
そして、出された伝票を見ると、血の気が失せる値段。
会場内は凍りつき、私もオタオタしてしまいました。
その様子を一部始終見ていたのでしょう、飯田さんがたまりかねたのか、
「今日、優勝したからさ~、これで足しにしてよ」
と、1万円札5枚を片手に、優しい口調で言ってくれたのです。
若かりし私は、ノータイムで「ありがとうございます」と感謝の言葉を述べて、受け取りました。
とにかく「ホッとした」という気持ちがいっぱいでしたね。
もう、何と言うか、
「この人には、麻雀どころか、人としても一生追いつけないや」
と、感じました。
しかし、この世界に身を置いた以上、そういう打ち手を目指して精進しなければいけない、と改めて思ったわけです。
こんなに「強くて優しい麻雀プロ」が、もうこの世にいないなんて、本当に残念でなりません。
残された我々が、その精神を受け継がなくてはならないですね。
さて、休憩時間がもうすぐ終わりそうです。
今日も朝から晩までマージャン教室のお仕事。
そして、仕事が終わったら、新宿でクラシックルールの練習です。
頑張らねば。