ゴールデンウィーク明けの7、8日に栽培中の小麦の刈り取り&脱穀作業を済ませる予定にしていましたが、予想外の事態が起こりだいぶ遅れて昨日やっと刈り取りだけ終える事ができました。
ではなぜ作業予定が大幅に遅れたかというと…
草です。春先から心配していた草の勢いがやはりもの凄く…
刈り取りしていた数日は急に夏の様な日差しになり、絶好の小麦刈り日和ではあったのですが、その間にも小麦の乾燥が進み作業の後半には穂からポロポロ実が落ちるくらいまでになっていました。
そしてその落ちた実を鳩が食べに来たり、まだ穂についているものをスズメが突きに来たり。。。
初めは『来ないでくれー!』と思ったりもしましたが、次第にみんなで分け合って食べればいいか。と開き直っての作業となりました
なんでここまで草に悩まされたのか?私なりの見解としては、本来小麦は寒い時期に根を伸ばし、その根の近くには他の草はあまり茂らないものなのです。
しかし、今年の冬は暖かかったため、小麦が思う様に根を張れず、他の植物(ここでは雑草)が繁茂してしまったのではないかと考えています。
今年の冬は寒くなく過ごしやすかったぁと思う方もいるかもしれないのですが、自然はよく出来ていて、やっぱり冬は寒く夏は暑くなってくれないと、作物はうまく育ってくれないのでしょうね。
こういう経験であったり、ここ数年特に感じる異常気象によって以前にも増して環境問題にも興味を持つ様になってきました。
作物を育て、お菓子を作ってお届けするのが私たちの仕事ではあるのですが、それによって出てしまうゴミの事だとか。
今後お菓子の包装や商品の販売方法なども見直して、少しでも環境に負担の少ないものづくりをしていけたらなと考えています。
話が少し逸れた感がありますが、とりあえず雨降り前に小麦の刈り取りだけは済み少しホッとしたところです。
昨日、雨降り前にとりあえず軽トラックの荷台に小麦は避難させブルーシートをかけて待機中。
梅雨入りしたのかな?と思えるほどこの先数日雨が続きそうですが…合間に脱穀作業まで済ませたいところです。
さぁ今年の小麦はどのくらいとれるのでしょうか!