らーめん 又右衛門「塩ワンタンめん」@ 茨城県常総市豊岡町 | 今日の一日一麺、一日一皿

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あくまでも個人の感想です。好みが違ったらゴメンナサイ。

市川の名店『支那そば 小むろ』さん出身の、「塩ワンタンめん」

 


常総市の「らーめん 又右衛門」さんに初訪問してきました。8月29日にオープンしたばかりのピカピカの新店です。


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国道354線沿いの一軒家。広い駐車場完備の、外観はかなりの大箱に見える、何処かの飲食チェーン店の居抜きのようですね。

 

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店主さんは、あの『かづ屋』さん系列の名店『支那そば 小むろ』さんで修行されたそうです。
 
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朝10:00オープンは嬉しい限りです。この日は10:50ぐらいの訪問でした。先客ゼロの、後客多数。

入口脇に券売機があります。イチオシの「塩ワンタンメン」を購入。『かづ屋』さんの系列なら、ワンタンは外せないですよね。

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ピカピカの厨房です。店主さんと、女性スタッフの2人の3人体制です。奥様とお母さん?

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調理がガン見出来るカウンターに陣取ります。テーブル席もありますから、家族連れにも適したお店です。

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塩ワンタンメン  ¥1,000

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15分ほどで提供されたのは、綺麗な盛り付けの一杯です。修行先である市川の「小むろ」さんや、高崎の「なかじま」さんを思いだしますね。

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スープは透き通った清湯の塩。鶏豚の動物系に、煮干、節等の魚介系の合わせです。

重層的な素材の旨味、切れ味鋭い塩ダレと、全体のバランス感が良い感じです。動物の下支えに、節の旨味が主張してきます。飲む程に染み入るようなスープです。美味いです。

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麺は平皿であげられてます。平皿捌きはもう少し修行が必要かも?(笑)

菅野製麺製の低加水細ストレート麺です。最初は茹で加減硬めかな?と思いきや、食べ進める内に変化して、塩スープとマッチしていきます。
 
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ワンタンは厚めの皮に、びっしりとした肉餡。生姜が効いて良いお味です。

麺でも思ったんですが、気持ち茹で時間を取ると、もっと皮が美味しくなりそう。ワンタンって皮を食べる料理ですからね。

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チャーシューは、吊るしの窯焼きです。小ぶりだけど肉は美味いです。

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メンマは細めのシナコリ系。美味しいですね。
 
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海苔は小さいね。もっと質の良い物使った方が良いと思いますよ。

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総じて…

あの『かづ家』さんを思い起こさせる、塩ワンタンメンです。

 

正直ノーマークだったんですが、実直な調理からくる「塩ワンタンメン」だと思います。『かづ家』さん、『小むろ』さんのDNAをしっかりと引き継いでるんじゃないでしょうか。


もっと作り込んで、慣れてくれば、更に良くなりそうな感じがします。店主自身の、オリジナルの要素も加えていったら面白い。今後の伸び代も含めて、楽しみな新店だと思います。