ハセガワ 1/72 FA18E スーパーホーネット TOP GUN マーベリック機 工作編 | 今日の一日一麺、一日一皿

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ハセガワ 1/72 

FA18E スーパーホーネット

TOP GUN マーベリック仕様機  

工作編

 

 

今回は『ハセガワ』の1/72「FA18E スーパーホーネット」を作ります。

 

以前、複座型の「FA18Dホーネット」は作った事があるんですが、「スパホ」は何気に初めてなんです。

 

 

今回何故に『スパホ』かというと、今更ですが、『トップガン マーベリック』のあの主役機を作ろうかと…(笑)

 

去年の今頃、各模型誌で作例が良く載ってました。御多分に洩れずキットを購入したんですが、約一年の熟成期間…(笑)既に旬は過ぎ去ってますが、もうそろそろ作ろうかと思います(笑)

 

という訳で、別に購入した『デフモデル』製の「ムービーコレクション」のデカールを使って、あの主役機を作ろうと思います。

 

 

1/72の「スパホ」のキットは、各社から色々なバリエーションで発売されてますが、安価で、入手し易い『ハセガワ』のE帯を使うことにします。映画の効果で、凄く売れたらしいですよ。

 

パーツ数は多からず、少なからず、ハセガワスタンダードで、良くまとまっていると思います。この辺は流石ですね。

 

ちょっと本機とディテールが違う部分がありますね。まぁ、塗装、デカールのイメージ優先という事で良いかなぁ(笑)

 

スジボリは『ハセガワ』らしい繊細な凹モールド。ちょっと彫り直しが必要な部分もチラホラ…(笑)

 

 

 

そして、今回のキモのデカール類。上が『ハセガワ』付属のデカール、下が前述の『デフモデル』の「ムービーコレクション」になります。

 

『デフモデル』版のデカールには説明書が付いてますが、あまりにも大雑把で全く役に立ちません(笑)まぁ作例や、資料も豊富にあるので、何とかなるでしょう(笑)

 

 

先ずは仮組みから。


この段階でめちゃめちゃカッコイイ「スパホ」ですね〜。バリエーション展開を意識した分割の為の工作や、一部穴開け加工も必要ですが、全体のプロポーションは凄く良い感じです。

 

ただし、隙間や、段差が目立ちますね。ツライチの美しい機体にするには、パテや瞬着のお世話にならざるを得ないかと…。当然、モールドの彫り直しも必須かと…。

 

映画のキャラクター機ですから、サクッと作って並べようと思ってたんですが、そう簡単にはいかないようです(笑)


まぁ『ハセガワ』製キットの標準工作と言えば、標準工作なんですけどね(笑)

 

 

先ずは最難関のエアインテークを作ります。

 

押し出しピンの跡を、タミヤの光硬化パテで埋めてあげます。UVライトですぐ硬化しますので、ペーパーで慣らしてあげます。

 

 

左右分割のインテークを接着します。接着面が少なく合いも悪いので、接合面を削って極力合わせます。張り合わせると、上面に大きな段差と隙間が出来ちゃいます(左)。

 

そのままパテ埋め〜研磨はあまりにも大変なので、0.1mmのプラペーパーを貼って、その上からプラパテで埋めました。後はペーパーで削り込みます。

 

 
コクピットを作ります。パーツ構成は複座になってますが、今回は単座です。ちなみにジャンクパーツにパイロットが居たので、マーベリックを乗せてあげようと思います(笑)
 

 

『ハセガワ』標準の真っ平なメーターパネルは、デカールに合わせてプラ板を貼って、凹凸をつけて立体感を出してあげます。デカールはブロック毎に切り出して貼っていきます。

 

 

塗装して、スミ入れ、軽くドライブラシを加えて組み上げました。


カッコイイですね〜と自画自賛(笑)メーターパネルの凹凸が、良い感じじゃないですか?(笑)1/72でも立体感が出ますね。オススメの工作です。

 

 

仮組みした時に、機首上面部分の幅が狭かったので、ランナーを切り出した突っ張り棒を仕込みました。

 

ここを強引に広げておけば、段差が解消されてパテ盛りの手間が省けます。合わせてラインも維持出来ます。

 

 

三分割されてる機首パーツは、先ずは片面と下面パーツをしっかり擦り合わせして接着します。段差が発生しないようにラインを合わせます。

 

 

片側を接着し終わったら、もう片面も擦り合わせして接着します。なぜか、赤丸部分の下面の片側だけに隙間が生じたので、0.1mmのプラペーパーで埋めておきました。

 

 

胴体下面に、エアインテークを合わせてみると、赤丸部分4箇所にも、けっこうな隙間が空きます。こちらは、0.3mmのプラ板で埋めておきます。これで綺麗なラインが出ます。

 

ちなみに増槽を取り付ける穴も、今のうちにピンバイスで開けておきました。

 

 

胴体上下を仮組みすると、後部側面にも段差が出来るので、上下パーツ共に、ランナーで突っ張り棒を組み込んで広げておきます。これで、機首部分同様に、ヤスリがけや、パテ盛りの手間が軽減されます。

 

エンジンノゾルの内部は、胴体を接着する前に焼鉄色でそれっぽく塗っておきます。

 

 

上下の胴体と、機首を接着します。

 

 

主翼も接着します。けっこう擦り合わせしたんですが、なかなか厳しいですね。あちらを詰めれば、こちらが合わず。微妙な段差や、隙間が空きます。

 

 

段々やる気も無くなってきたんですが(笑)、一旦黒サフを吹いて全体をチェックする事にしました。


インテークには、スポンジを詰めてマスキングしました。

 

 

他のパーツも切り出して、パーティングラインをやすったり、増槽の合わせ目を消したり、サフ吹きの準備を進めます。

 

 

黒サフを吹いたら、段差や隙間をチェックして、削ったり、ラッカーパテで埋めていきます。けっこう目立つ箇所がありますね。結局、パテのお世話になりました(笑)

 

完璧に段差処理は出来ませんでした…。まぁそうは言っても、擦り合わせや、突っ張り棒のおかげで、いつもより格段に作業は楽ですけどね。パテ量も少なくて済むし、削る箇所も少なくて済みました。

 

 

キャノピーのど真ん中に、パーティングラインが走ってます。


黒いマーカーで印をつけて、1500番のペーパーから研磨していきます。割れないように最小限の力加減で磨きます。

 

2000番〜ラプロス6000〜ラプロス8000〜コンパウンド粗目〜細目〜仕上げ目〜セラミックコンパウンドで磨きます。

 

パーティングラインは元より、全体にボヤっとしていたクリアパーツがピカピカになりました。

 

 

キャノピーが磨き終わったら、マスキングします。細切りのテープと、ゾルで念入りに。

 

 

コクピットに、なんちゃってマーベリックを乗せました。ヘルメットはそれらしく塗っときましたが、違いますよね〜(笑)。このサイズに、あんなカラーリング出来る腕はありません(笑)

 

そのままじゃ乗らなかったので、足をちょん切ったり、お尻を削ったりして、何とか搭乗成功(笑)

 

 

今回はキャノピーを閉めるので、接着して、隙間をプラパテで埋めました。隙間から塗料が侵入でもしたら、マーベリックが死んじゃうので、念入りに(笑)

 

 

一旦、全体に黒サフを綺麗に吹いた状態です。この後ペーパーで表面処理をしていきます。


 

という訳で、一連の工作はとりあえず終了です。この後、塗装〜デカール貼りに続きます。


塗装編をお楽しみに。ありがとうございました。