煮豆が美味しくなるのは浸透圧か?
では、どうして美味しい煮豆ができるのか?
これについても色々調べてみました。
自分が納得できる説明を求めて、ただひたすらサーチ。
私が納得できる説明がありました。
ここで言っておきますが、美味しい煮豆の作り方を説明しているわけではありません。
「シュガースクラブは、砂糖の浸透圧でお肌を保湿する」に
疑問を持ったので、
調べたのですが、納得できるような説明が得られませんでした。
そこで煮豆や煮物の料理における砂糖の浸透圧から、そのヒントを得ようとしているんです。
煮豆のブログではありません。
シュガースクラブで角質や黒ずみを取り、保湿されるかを調べています。
煮豆が美味しくなるのはソレー効果
煮豆に砂糖を加えた旨味が入る説明をしますネ。
美味しい煮物、煮豆をにするには冷ますことです。
これは煮豆に限らず煮物料理の基本です。
豆を煮ていると細胞壁が崩れ、気泡がたくさんできると
ともに気泡が膨張し、気泡が潰れ大きな穴が開くものもあります。
冷ますと煮豆内に煮ていた時の気泡部分は穴となり、
大きな穴もそのまま穴として残ってしまいます。
そして冷ましていくと煮汁の方が先に冷めます。
煮豆の方は、まだ熱くなっています。
ここで「熱拡散」とか「ソレー効果」と言う現象が起きるのです。
特定の成分が、高温側のに拡散、濃縮していくのです。
つまり砂糖や旨味が入っている煮汁が、まだ熱くなっている煮豆の方に入っていくのです。
煮豆の内部は、穴が幾つもの開いているのでよりしみこみやすくなっています。
こうして美味しい煮豆ができるのです。
決して浸透圧により豆に砂糖などが入るわけではありません。
浸透圧により移動するのは、この場合水分(溶媒)だけです。
煮豆が美味しくなるのは、浸透圧ではないのです。
「浸透圧により砂糖がお肌に浸透する」が疑問に思い、
本当にそれが確かなことかを調べるために、
美味しい煮物、煮豆の料理における砂糖の関わり合いまで調べることになってしまいました。
結論で言うと砂糖を肌につけても浸透圧により、肌に浸透することはありません。
シュガースクラブで、お砂糖が浸透圧で肌に浸透しません。
ではシュガースクラブは、どのようにして砂糖がお肌を保湿させるのでしょうか。
シュガースクラブで角質や黒ずみが取れるのは、砂糖が研磨剤の役割をするから取れると言うのは分かりましたけど。
お肌が保湿されるのはオイルが関係している?
そこで私自身がシュガースクラブすることで
なぜ保湿効果が得られるのか、そのメカニズムについて考えてみました。
シュガースクラブは砂糖と主に植物性オイルで作るもので、
砂糖と水を混ぜただけの砂糖水とは違うのです。
砂糖にオイルを混ぜたので、お肌に保湿を与えることができるのではと思いました。
オイルのブースター効果、ビィークル効果について
砂糖の浸透圧で肌に浸透するわけではないので、
どういう現象で砂糖が肌に保湿をもたらすのか、またサーチしてみました。
するとブースター効果、ビィークル効果という言葉を目にしました。
そこでオイルのブースター効果、ヴィークル効果により砂糖が肌に保湿をもたらすのかと思いました。
ここで「ブースター効果」「ヴィークル効果」って何?と言う方に説明しますね。
ブースター効果、ヴィークル効果というのは、
肌への浸透力に優れた成分が 一緒に与えた他の成分が肌へ 浸透するのを助ける効果を言います。
これにより「オイルを塗ると次につける化粧水などが浸透しやすくなる。」などと言われているようですが、
オイルが水と混ざりあうことはありません。
どんなにかき回しても分離してしまいます。
オイルを付けることにより、化粧水などをお肌に浸透しやすくなることはないのです。
寧ろ化粧水などをはじいてしまいます。
なぜオイルにブースター効果があると思われたのか
オイル(油分)、特にシュガースクラブで使うオイルとして勧められているのは、
不飽和脂肪酸を多く含んだサラダ油、オリーブオイル、ココナッツオイルなどになります。
これは人間の脂肪と脂肪酸の構成バランスが似ていることから肌になじみやすいからシュガースクラブに使われるようですです。
オイルはお肌になじみやすいので、しっとりとして角質が柔らかになり厚くなった角質を取り除きやすくしてくれます。
だからこの後に化粧水を付けると、化粧水がより浸透しているように勘違いしてしまうのです。
やっと煮豆・煮物の話から本題の一つである
シュガースクラブ・砂糖で、どのようにして肌に保湿をもたらすかの話に戻せます。
角質や黒ずみが取れるのは、砂糖が研磨剤の役割をするから取れると言うのは分かりますよね。