林業の問題点 | 憂国社会党

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まとめ記事みたくなってしまいますが、林業の問題点を上げていく。

 

>崩れそうな家の塀を放置してケガ人を出せば所有者が罰せられるのに、崩れそうな山を放置して、土砂崩れをおこしても無罪放免。

 

普通は所有者責任を問われるけど、人目に付かない山は放置林によって土砂崩れが起きようが、誰からも責任は問われない。

 

京都府が唯一、「放置することの罰則を設けずに補助金だけ出すのはおかしい。」といって、山林所有者に罰則付きの条例を検討をしたらしいが、その後の経過は不明。勉強不足ですみません。

 

 

>大規模な土砂崩れは、ほとんどが深層崩壊。

植林地だから土砂崩れが起きた。と勘違いする人も多いが、実際にニュースになるような土砂崩れは「深層崩壊」といって、どんな木が植わっていても根っこが届かない場所から崩れているので植林とは一切関係がない。

逆に関係がないのに、森林を整備して土砂崩れを防ぎましょう。という意見は矛盾している。税金をもらうための方便でしかない。

 

*ちなみにクヌギやコナラといった木は二次林といって人間が薪を取るために植えたもので、広義の意味では人工林にあたる。もし手つかずの状態が自然というなら、ブナのように浅根性の樹木が最終的に残り、土砂崩れが起きやすくなる。(土砂崩れが起きることによって日が当たるようになり植物が更新される)

 

 

 

林業絡みの補助金はどんな種類があるか知っていますか?

 

林業絡みの補助金のリンク(過去記事)

27種類だと思っていたら、34種類だったわ。

これだけの補助金を支出しながら、まだ名前を変えて税金を投入しようとしている。

 

 

もう一つ。

実際に支給されている補助金(過去記事)

 

人を雇うのに8割もの税金が支払われている。34種類の補助金のうち、1種類だけで1000万円超の補助金が支払われている。(森づくり担い手支援事業)実際に豊田森林組合が支払っているのが6人雇って年間支出260万円。残りの人件費(1000万円超)はすべて補助金。豊田森林組合は資金くくりに苦労しているわけでもなく、内部留保が2億を超えているんだから、ちょろい商売ですわ。

 

困った、困った言って何もやらなければ税金が投入されるんだから、ほんとにちょろい商売です。

森林課の馬鹿息子の就職あっせん先になっているんだから、利権は簡単には捨てられんわな。

 

林業の本当の問題点は、困った困った言っていれば補助金が出る体質にあります。林業で生計を立てる人なんて極少数。山林を放置していても山林所有者は困っていないんです。放置することによって下流の人間が危険にさらされても知らん顔。

 

何もやらなきゃ税金で助けてくれるという考え方が山林の放置につながっています。

これだけは声を大にしていえるし、皆さまも覚えておくべきことです。