樋口真吉が係わったとされる須崎台場を見学しました! | 南海トラフ地震・津波よ、来るな!

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5月18日、須崎市で開催中の「須崎台場展」を見に行ってきました。

場所は須崎市内で、地元の商店の建物を買い上げたお店で

須崎台場の展示がされていた。(の場所)

幕末の台場に関する資料が、かなり展示されていて、

下記は須崎台場のジオラマの写真です。

 

そして今も残る西台場を案内してもらった。

 

今は公園になっているが、ほぼ当時の原形を止めていて、

感動しました。

教育委員会の説明では、昭和19年に国の史跡に指定され、

地元の公園として活用されるも、当時の台場の姿を今に止めて

います。

 

樋口真吉が設計監督して築造されたのではないかと想定されている

も、確証がないのだという。

この台場の上に7門の大砲を設置し、堤の下には7つの砲弾庫があり、砲弾を運ぶための階段が7つあったらしい。

 

今は公園なので砲弾庫は埋められていて、わからない。

 

この南側が土佐湾、須崎湾なのだが、今は土讃線の鉄路が走り、

その外側が家屋が並んでいる。

 

①が須崎台場の場所

 

12mの津波が来るのに、2mの防波堤しかない。

これでは南海トラフ地震で津波が来れば、一発で被災するだろう。

 

東北4県では高さ16mの防潮堤が述べ400kmに渡って建設中だと聞くが、近々に発生するであろう南海トラフ地震・津波への備えは、

須崎市については、まったくなされていないように見える。

 

国も県も3.11東北大震災の教訓を、学んでいないらしい。

 

いつまでも加計学園等の議論で遊んでいる国会、

政治が完全に劣化しているとしか思えない。

 

 

高知県民は人が好いから、あきらめの心境だと思う。