南海トラフ地震・津波よ、来るな!

南海トラフ地震・津波よ、来るな!

南海トラフ地震と津波災害の予測がされている高知県から自分の身を守る、家族の身を守る、周囲の人を守る防災を考えていきます。
そして国際交流が多様化する中、文明と文明の出会い部分に注目して、日本人がどうすれば良いのか、について考えていきます。

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86歳の岡照美さんという女性がこの20年ほどの間に、

下田地区の各家庭を1軒づつ訪問して、世間話をしながら

各家の故事来歴を調査したという資料をご本人から貰った。

その一部を分析したのでご紹介したい。

 

その内容は驚くべきものであった。

調査をされたのは平成に入っての頃だと推定している。

彼女の調査資料を再度エクセルに入力して並び替えただけで

実に興味深い下田の歴史が浮かんできたのである。

 

 

丁度同じタイミングで入手できた江戸時代末期の下田浦の

古地図と対比しながら見てみると実に興味深い。

先ずこの古地図は江戸深川木場の加納屋の石碑が文久二年

とあるので、この頃ではないか。

 

この古地図には約380軒の人家が書かれている。

岡さんの調査には187軒なのだが、恐らくは海運業の衰退

で人口が激減した現在の姿が187軒なのであろう。

驚いたことを列挙してみる。

1・古くは1331年に尊良親王が当地に流罪になった時

ついてきた家が2軒現存していた。

2・1468年応仁の乱を逃れて京都から一条教房公が中村に

来られた時について来た家が17軒も下田に存続していた。

3・我が家の先祖が何時どこからこの地に来たのかの情報

(家系図・位牌など)を保持している家が89軒もあった。

 

日本人は戦前までは本家、分家の言葉の示すように

「家を守っていく文化」があったが、今は無い。

戦後進駐軍が戸籍法を解体して現在に至っているからで、

今後の日本の将来は心配になる。

4・珍しい例として幡多奉行職で下田にやってきた方が

そのまま下田に居ついている家系もあった。

5・明らかに長曾我部氏から山内家支配になった時点で

22軒もの一家が下田に移住して今なお存続している。

 

6・個人情報報の問題もあるのであまり各論に触れにくいが、

この資料からは下田に移住してきた事情には船のルートの

ある地域からが見て取れるが、九州や近畿など各地からの

移住者が居た。

7・このリストを頭に入れて江戸末期の古地図を見ると

家の名は伏して個人名しか載せていないことが判る。

この背後に土佐藩支配の何かがあったように感じられる。

 

幕末の下田浦の人口は1500人ほどと想定されるが、この中から

戊辰戦争で活躍した医師弘田玄仲、その息子の弘田長

(東京大学に小児科を創設した医師)という優秀な医師

が出ているし、明治期の絵師・島村小湾、書道家の山崎大抱も居る。

 

岡さんの話ももっと聞いてみると、まだまだ隠れた歴史が

見えてくるかもしれない。(完)