35歳で漫画家になるまでの話・5 | 嶋村家の三姉妹~37歳から三姉妹産みました~

嶋村家の三姉妹~37歳から三姉妹産みました~

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  私が35歳で漫画家になるまでの話です。


土曜日だけ更新しますので、興味とお時間のある方だけどうぞ。



 担当さんから

「デビューしたら今の仕事はどうするの?」

と聞かれたことがあります。

私の答えは

「今の仕事は続けながら漫画を描きます」

でした。

連載を取らなければ毎月漫画を雑誌に載せて貰えるわけでもないし、もしかしたら読み切りすら何ヵ月も載せて貰えないかもしれない。

そしたらどうやって生活するのか…
実家は遠く北海道ですよ。

今の仕事は辞められない。

辞めたら生活ができない。

逆に言うと漫画でデビューしなくても別にいいんですよ。
正社員の仕事をしていて給料は少ないけど何が何でも漫画で成功しなきゃ!ってことはないの。

漫画家になれなくても
漫画が売れなくても
大丈夫なのね。

私足りないのは

画力であり

話作りのセンスであり

ハングリー精神とか「絶対に漫画家になる!」っていう気迫とかそういうものだったのです。

だからネーム通った話の作画をトロトロ何ヵ月もかけてやってるのよ。


でも前回ようやくステップアップしたし、
次はいよいよデビューかしらなんて思いながら描いたのが


主人公の女の子と娘命なお父さんの話


〆切の一週間後くらいに編集会議があってね、結果が出たらすぐ担当さんが電話で教えてくれるんですよ。


結果は



選外



いい話が描けたと思う。
漫画のあれこれもわかってきた。

なのに逆戻り。

何故?

そして担当さんから言われたのは

「私、今回で嶋村さんの担当を外れます」

という言葉でした



この時初投稿から5年が経っていました。


続く
 
家事を夫に丸投げするスタンプを作りました