【募集情報アリ】「1 on 1」をジワリと公式な場面に寄せてみる | 公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

仕事も家族・友人との私事も楽しみながら、魂を燃やして挑む“志事”で社会を変えていきたい! 地方公務員として働きながら、NPO活動、講演、執筆、ワークショップデザイナーなどに取り組む“公務員ポートフォリオワーカー”として活動しています。

 

 

これまでもブログで書いてきましたが、今年度、職場でいわゆる「1 on 1ミーティング」を導入しています。

 

 

 

 

1 on 1ミーティングは、ヤフーで人材開発のために実施されている事例がよく知られていて、私もこちらの本で勉強しながら実施しています。

 

 

ヤフーの1on1―――部下を成長させるコミュニケーションの技法

 

職場が生きる 人が育つ 「経験学習」入門

 

 

 

 

1 on 1ミーティングは、簡単に言えば

 

部下の経験学習を支援し、

促すために行われる、

上司と部下の1対1の打ち合わせ

 

“経験学習の支援”というのは、特に対象者(私のケースでは私と面談する後輩)の内省と概念化を対面の対話で促すことを指しています。

 

 

 

私の“1 on 1”については、こちらの記事もご覧ください。

右矢印仕事で嬉しかったこと~1 on 1が次のステージへ~

右矢印まだまだ出来ることだらけ~「ウチの1 on 1」参加してきました~

 

 

 

 

 

ちなみに、私が1 on 1を始めようと思ったのは、職場でこんな問題意識を感じているからです。

 

1 (私が感じる範囲だけでも)役所の中では、指示や議論はあっても、オープンに対話できるほどの心理的安全性が確保されていないと感じられる。

 

2 部下や後輩の成長に対して、上司や先輩が責任を持つという文化や感覚が弱く、仕事の面倒さえ見ていれば自然と成長するものだという感覚があると感じられる。

 

3 自分自身が、与えられた職責の中で日々の仕事と向き合っているだけでは、マネジメントや部下の育成について学び、訓練する機会が得られ難いと感じられる。

 

 

 

 

 

そういうことから、上司の許可を得て、後輩たちにも事前に同意してもらったうえで、10日間~2週間に1度、30分間の1対1の面談「1 on 1ミーティング」を実施しているわけですが。

 

 

 

 

最初は、あくまで「1 on 1ミーティング」「経験学習」という「新出単語」を使わないで

 

関係性向上のための「1対1」の打ち合わせ

 

という説明で始めたものが、8月末には対象者である後輩2人と振り返り会を実施して、そのときに初めて「1 on 1ミーティング」や「経験学習」について説明し

 

8月末の後輩2人との振り返り会については、こちらの記事をご覧ください。

右矢印仕事で嬉しかったこと~1 on 1が次のステージへ~

 

 

 

 

それから対象者である後輩2人は、それまで以上に、ある意味うまく私との「1 on 1ミーティング」を活用してくれていて、

 

 

今度は、

 

 

私が課内の上席の皆さんに『報告会』をやらせていただきました。

 

 

 

 

「おいおい、島田がチョイチョイ後輩と1対1で話しているの、アレ何なん?」

 

 

 

 

みたいな視線は常に感じていましたので、折を見てちゃんと報告したいな~と思っていまして、とうとうそれが叶ったカタチです。

 

 

 

 

あまり詳しいことは書けませんが、私からは

 

星 実際に実施していること(事実情報)

星 「1 on 1ミーティング」の情報(外部情報)

星 私なりに考えていること、感じていること(主観情報)

 

をそれぞれ話させていただき、聴いてくださった上席の皆さんと私とで軽く意見交換。

 

 

当初30分間を予定していたのですが、予定時間を越えてお話をさせていただきました。

 

 

 

話した内容からも、やっぱり組織におけるコミュニケーションって大切だなって思うとともに、「話したというこの機会」をもってみて、コミュニケーションの大切さを実感することが出来た「報告会」となりました。

 

何よりも、私のように理論や技術的な基礎が無い職員に、好きなようにトライさせていただけていることに感謝です。

 

 

 

そんなに慌てて、「1 on 1ミーティング」を公式化したいとは思っていませんが、今回のような報告会を通じて組織の中での理解が進むと、何となくジワリジワリと寄せられている気がしてきますね(ニヤリ)

 

 

 

 

 

 

そういえば、(任意団体)「公務員のキャリアオーナーシップ」でも「1 on 1ミーティング」について、学びと実践の場を作りたいと思って、企画を温めているところです。

 

そういうの興味ある! という方がいたら、ぜひご連絡ください。

 

少人数の作戦会議でプログラムの内容を作って、3ヶ月くらいで学びと実践を重ねるための参加者を募りたいと考えています。早めにご連絡いただいた方には、プログラムを検討する少人数の作戦会議へのご参加もご案内したいと思っています。

 

みんなで「1 on 1ミーティング」について学んで、職場で実践してみて、また集まって振り返り、さらに職場で試してみる。そんな学びのサイクルを回してみたいと考えています。

 

ご連絡いただける場合は、こちらか各種SNSなどをお使いください。ご連絡お待ちしてます!

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そして、報告会で上席の皆さんとお話しながら常に頭の中には、こちらの本で読んだ「溝と橋」のことを思い出していました。

 

他者と働く──「わかりあえなさ」から始める組織論 (NewsPicksパブリッシング)

 

つい先日、読了したところですが、もう役所の中の出来事を思い浮かべるとわかりみが深すぎて悶絶。

 

足ツボを強烈に押されて、イタ気持ちいい感じ?

「あ、いたたたた、効くな~」みたいな。

 

今、私の中で最も語り合いたい一冊です。

 

 

 

 

 

クローバークローバーさいたま市100人カイギ vol.3クローバークローバー

 

【日時】2019年11月16日(土曜日)12時〜14時
【会場】おふろcafé utatane
(さいたま市埼玉県さいたま市北区大成町4丁目179-3)
【参加費】1000円(コーヒー付)
※100人カイギ終了後、おふろcafeにそのまま滞在するチケットも販売しています!
【定員】30名(※年齢性別市内在住・在勤問いません)


【タイムテーブル】11:45 開場
12:00 オープニング
12:10 チェックイン
12:20 ゲストトーク(10分×5名)
13:30 ネットワーキング
14:00 終了

 

その他詳しい内容と参加申込はこちら

右矢印さいたま市100人カイギ vol.3

 

 

 

 

この6人でさいたま市100人カイギを企画・運営しています。

(私は黒子として大体裏方にいます)

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

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最近は、公務員のパラレルキャリアやキャリアデザインといったお話で、執筆や講師としての登壇等ご相談いただくケースがあります。

右矢印こんな場面でお手伝いしています~活動実績紹介~

 

 

何かの活動で「ご一緒しましょう」といったお誘いや、執筆、勉強会の講師、ワークショップの企画・運営など、内容によってはお力になれると思いますので、よろしければご相談ください!

 

星執筆や講演、ワークショップのプログラムデザインやファシリテーター等、各種ご相談・ご依頼はこちらからご連絡ください。

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