自分が知らない分野では、子どもの学びを傍観するしかできない!?という誤解 | 公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

仕事も家族・友人との私事も楽しみながら、魂を燃やして挑む“志事”で社会を変えていきたい! 地方公務員として働きながら、NPO活動、講演、執筆、ワークショップデザイナーなどに取り組む“公務員ポートフォリオワーカー”として活動しています。

 

 

 

 

娘たちは土日の午前中に習字の練習することが多く、そのそばでブログを書いたり、事務作業をしたりしていると

 

「書けたよ、ねぇ、見てよ~」

「ココが上手く書けない~」

 

といった感じで巻き込まれます(笑)

 

 

 

 

そんなときは、こちらの記事でも書いたように、教えるというよりも伴走の割合が多めで関わるのが私のスタンスです。

 

右矢印どこまで教える? どこまで伴走する?

 

 

 

 

 

そもそも、私は書道をちゃんと習ったことも無く、妻に日々笑われるほど字は下手なので、たとえ小学生相手であっても習字を“教える”のは、実質“不可能”ですガーン

 

 

私が次女の道具を借りて書いた「人体」(次女の今の課題)

はい、習字は人に“教える”ことは出来ないレベルです(恥)

 

 

 

 

 

では、伴走って具体的に何をしているかというと、娘たちが

 

次に書く練習の1枚で

自分でより好い字を書けるように

振り返りと気付きを促すこと

 

です。

 

 

 

 

私は習字はできません。

 

 

 

だから、

 

ココをもっとこう書きなさい

 

とは伝えられません。

 

 

 

 

じゃあ、何をしているのかというと、問いかけです。

 

 

 

 

典型的なやり取りはこんな感じです。

 

 

ニコニコ 書けたよ~、見てみて~

ニコ 上手に書けたね~

ニコニコ え~、そうかな~?

ニコ 上手じゃないところがあるの?

ニコニコ う~ん、どうかな~

ニコ お手本と比べて「ココが違うな」って思うところはある?

ニコニコ ココの払いとココの撥ね、かな

ニコ どう違うと思うの?

ニコニコ 払いは本当はここまで来るのに、私のは短いと思う

ニコ そっか。ここまで来た方がいいと思う?

ニコニコ うん。

ニコ 次の練習で払いがここまで来るように書けそう?

ニコニコ うん、たぶん。

ニコ 払いがここまで来るための筆の動かし方をイメージできる?

ニコニコ うん! 大丈夫!

ニコ そう。じゃあ、書いてごらん。

 

 

 

 

他にも色々とバリエーションはありますが、ポイントは以下の4つです。

 

 

1 問いかけること

 

情報を与えるのではなく、あくまで本人の内側から取り出してもらうことを心がけます。そのために待つことも大切。

(「ココの払いとココの撥ねが、上手く書けてないよ」とは言いません。私が気付いていたとしても)

 

 

 

2 具体的であること

 

本人の内側から取り出せるように、限定的で具体的に問いかけます。上記の例で言えば、「お手本と比べる」「(あなたが)思うこと」とすることで、見た目の形状のうち自分が気付いた違いだけ教えてもらいます。

大切なのは、上手じゃないところ、つまり“大人の評価に対する正解探し”にしないことだと思っています。

 

 

 

3 次の行為に繋げること

 

「じゃあ、お手本と違うところを気をつけて書いてね」

これだと本人の中で次の1枚で何に気を付けて、具体的にどこの筆運びで何を意識したらいいのか分からないまま書くことになってしまいます。次は何を意識するのか、具体的な筆運びまでイメージできるのかを(もちろん教えるのではなく)問いかけて確認します。

 

 

 

4 1つずつでいい

 

実は、直した方がいい箇所はいくつもあったりするのですが、本人が気付く範囲で、練習するたびに1つずつよくなっていったらいいと思います。

一度にいくつも改善しようとすると上記の 1 ~ 3 を維持するのが結構難しくなってしまいますし、そもそも一度に全部の箇所を上手に書けるようにはなりませんよね。要改善ポイントは複数あるはずですが、練習で一つずつお手本に近づければいいというのが私の方針です。

 

 

 

 

復習すると。

 

1 問いかけること

2 具体的であること

3 次の行為に繋げること

4 1つずつでいい

 

 

ポイントが4つというのは少々多い(本当は3つに収めたい!)のですが、今回の習字で子どもに教えるというのではなく伴走する私のスタイルは、こういうことを気にしながら関わっています。

 

 

 

 

勉強も習字も、多くの場面で言えることかもしれませんが、子どもの傍らで大人が子どもの活動に関わるのって、私たちは

 

教えるのが当然と考えがち

 

ですが、大人が全員、今目の前にいる子どもの活動に対してより多くの知識を知り、より多くの技術を身につけているとは限りません。

 

では、

 

ベクトルや微分積分を学び始めたり、過去分詞が出てきたら子どもの学びに対して、私たちにできることは一切なくなってしまうのでしょうか。

 

 

 

 

それは、授けるという知識伝達型の関わり方としての限界に過ぎないと私は考えています。

 

 

 

 

それよりも、子どもの学習や諸活動において、子どもが自ら学び・気付き・行動することを

 

伴走・支援するという関わり方

 

もあって、時としてそちらの方が大切な場面もあるんだということ、

 

そして、

 

そういう関わり方は大人の側に特定分野の専門性が無くても、伴走・支援のちょっとしたノウハウがあれば、学科の学習習字読書感想文水彩画逆上がりも、色々な場面で応用できるということは、もっと多くの大人の皆さんと共有したいな~と思っています。

 

 

 

 

もちろん、子どもの学びへの関与を“手放す”という、大切な関わり方も忘れてはいけません。

 

 

 

 

あ~、そういえば

 

先日、マイプロジェクトU15で紙飛行機についての研究について最終報告会で発表してくれた彼への問いかけも、こういう考え方を活かすことができて、独りで当日、心の中でガッツポーズしたのでしたニコニコ

 

 

 

 

 

 

まとめると。

 

私は子どもたちの習字への伴走として、具体的に娘たちが

 

次に書く練習の1枚で

自分でより好い字を書けるように

振り返りと気付きを促すこと

 

を支援するようにしています。

 

 

そのために大切にしているポイントは

 

1 問いかけること(教えず引き出す)

2 具体的であること(曖昧にせず限定・具体に)

3 次の行為に繋げること(本人がイメージ)

4 1つずつでいい(一度にたくさん扱わない)

 

の4つ。

 

 

こういった伴走の方法は、勉強に限らず様々な活動における子どもの学びへの私たち大人の関わり方として、大切な要素を含んでいると私は感じています。

 

そして、そういった関わり方(これは支援と呼んでもいいかもしれませんが)について、より多くの皆さんと共有できたら嬉しいな~と思うのでした。

 

 

 

 

 

 

と、ここまで書いてみて。

 

 

 

私が職場で1 on 1をやるなど後輩との関わり方で意識していることと共通点がメッチャ多いことに気が付きました。

 

 

組織の中での人材育成でも、同じようなことが言えるのかもしれませんね。

 

 

 

 

仕事での後輩たちとの関わり方の練習をさせてくれている娘たちに感謝ですにひひ

 

 

 

 

 

 

皆さんは、

子どもへの関わり方で意識していることはありますか?

 

そして、

職場での後輩や部下との関わり方にも共通することを感じますか?

 

 

 

 

 

 

クローバークローバーさいたま市100人カイギ vol.3クローバークローバー

 

【日時】2019年10月12日(土曜日)16時〜18時
【会場】おおみやストリートテラス ZONE D(Parking テラス)
(埼玉県さいたま市大宮区宮町2丁目111周辺)
【参加費】1000円(1ドリンク付)
【定員】30名(※年齢性別市内在住・在勤問いません)


【タイムテーブル】
16:00~ オープニング
16:10~ アイスブレイク
16:20~ ゲストトーク(10分×5名)
17:30~ ネットワーキング
18:00  クロージング

 

その他詳しい内容と参加申込はこちら

右矢印さいたま市100人カイギ vol.3

 

 

 

 

この6人でさいたま市100人カイギを企画・運営しています。

(私は黒子として大体裏方にいます)

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

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