私が
引き篭もりで
結構ネクラで
話すの好きじゃなくて
って言うと、
「あ~、本当はそういう人だよね~」
と共感してくれる人と、
「いやいや~、何言っちゃってるの?」
って反応する人がいます。
私は元々、小学校でも中学校でもクラスの中心に居ることの無い、その他大勢の一人。少しお勉強ができたので、その点だけが特徴だったかも。
高校に進学すると、日本史で17点をとったり、英語で23点をとったりして(もちろん100点満点のテストです)、お勉強ができたという唯一の特徴も消滅し、ますます存在感が無くなり。
大学では……(自主規制)……いや、もういいです(笑)
つまりは、学生時代から私を知る人たちは、どちらかというと物静かで大人しいイメージが強いはずです。(私のことを憶えていれば、ですが)
その私が、ここ最近になって、ワークショップでファシリテーターを務めたり、研修や講演で人前に立ったりする様子を見て、“島田さんって人前で話したりするの得意ですよね”みたいな印象を抱く人もいるのかもしれません。
でも、これまでの自分の人生から考えたら、私自身にもちょっと信じられないことなんです。
では、私は、何かのキッカケやトレーニングで生まれ変わったのかというと、全然そんなことはありません。
実は、今でも人前で話すのは苦手なままです。
それでも任されたこと(ワークショップも研修も講演も)を、今のところ大事故も無く全う出来ている理由。
それは、書いているから。
研修で講師を務めたり、講演をしたりするのは、日頃から自分の考えをこのブログで書いていることが、大きな助けになっています。
何と言っても、
ブログに書いていることを話している
から。
どんなに考えていて、伝えたいことがあっても、私自身が何かの専門家では無いものですから、その研修や講演のためだけに自分の中から言葉を抽出して、初めて話す内容としてまとめるのだと内容が薄くなってしまったり、話の流れとして伝わり方が弱くなってしまいます。
専門家の人であれば、そのテーマについて日頃から思索を深め、実務の中での様々な人との意見交換やお立場によっては学会などアカデミックな場で磨かれていることと思います。
一方、私の場合は、専門家では無いので、自分が持っているメッセージや考えの“構造”、伝える順序やロジックは日頃磨かれようがありません。
それを補ってくれているのがブログなのです。
ブログで、
地方公務員の働き方のこと
パラレルキャリアのこと、
公務員のLIFE SHIFTのこと
などなど、日常的にブログで書き表し、SNSなどで発信することで読んでいただいた方から様々な反応をいただくことができます。
ワークショップのファシリテーターは、ワークショップデザイナーとしての訓練で身に付けて実践の中で磨いているので、必ずしもこれに当てはまりませんが、それでもワークショップのテーマの設定やその前段での問題意識などは、やはりブログで言葉にしてきたことが、大きな材料となっています。
ブログで一度、言葉にしていることだから、それを研修や講演という場で皆さんにお伝えするときには、ブログで書いたときの反応なども参考にしながら改めて言葉を選ぶことができます。
だから、いい意味で肩のチカラが抜けた状態で話せているような気がします。
元々、物静かで人前で話をするなんて、とてもじゃないけど好きでもなければ得意でも無い私ですが、ブログで一度自分のペースで言葉にしていることが、研修や講演でお話させていただく際には“エンジン”として私の背中を押してくれています。
だからブログを書くという行為そのものを大切にしたいと思うとともに、書いたものを読んでくださる皆さんには本当に感謝しているんです。
いつも読んでいただきありがとうございます
★参考図書★
私がブログを書きながら常に感じている“言葉のチカラ”。その言葉のチカラを上手に使うのに、こちらの本はとても参考になります。
こちらは昨夜の夕飯。
連休中、妻の作る美味しいご飯を食べ過ぎている気がしたので、少し控えめのシンプルな食事になりました。
ご案内
最近は、公務員のパラレルキャリアやキャリアデザインといったお話で、執筆や講師としての登壇等ご相談いただくケースがあります。
何かの活動で「ご一緒しましょう」といったお誘いや、執筆、勉強会の講師、ワークショップの企画・運営など、内容によってはお力になれると思いますので、よろしければご相談ください!
執筆や講演、ワークショップのプログラムデザインやファシリテーター等、各種ご相談・ご依頼はこちらからご連絡ください。
私のプロフィールや初めましてのご挨拶はこちらをご覧ください。
はじめまして。島田正樹です。