やりたいことが見つからないなら……(静岡市夜間講座「パラレルキャリア入門」登壇報告) | 公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

仕事も家族・友人との私事も楽しみながら、魂を燃やして挑む“志事”で社会を変えていきたい! 地方公務員として働きながら、NPO活動、講演、執筆、ワークショップデザイナーなどに取り組む“公務員ポートフォリオワーカー”として活動しています。

 

 

2日前になりますが、10月25日(水)に静岡市役所の“夜間講座”に呼んでいただき、公務員のパラレルキャリアについてお話をしてきました。

 

夜間講座は、職員が人事当局に企画・提案し、認められると公認の講座として必要な経費などを人事当局が負担してくれるというもの。

 

 

今回は、

 

2枚目の名刺を持ってみよう!

公務員のためのパラレルキャリア入門

 

というタイトルで開催。

 

 

企画し、私を呼んでくれたのは静岡市役所職員で、現在大学院で自主研の人材育成効果などについて研究している、井上あずみさん。

 

ブログでの発信や、雑誌で書かせていただいた記事などを読んで、声をかけてくれたそうです。

 

 

 

今回は、パラレルキャリア研究の第一人者で『パラレルキャリアを始めよう!』の著書もある、法政大学大学院の石山教授とのタッグで講座の講師を務めさせていただきました。

 

 

石山先生からは専門家として、社会的背景やパラレルキャリアの人材開発面での効果、様々な企業・団体の事例などを講義していただき、私からは公務員としてどのようにパラレルキャリアを実践しているのかについて、経験談と自分なりに感じていることをお伝えしました。

 

 

(写真提供 佐々木幸雄さん)

 

 

パラレルキャリアについて自治体職員の皆さんに向けてお話しするのは今回で4回目ですが、今回は石山先生が予め背景やメリットなどを整理して皆さんにインプットしてくださった後にお話することができたので、とても話しやすかったんですよね。

 

石山先生のお話はとても聴きやすく、スイスイ頭に入っていきますし、何より専門家としての知見があって、私のような素人が背景や理論をお話しするのとは違い、聴き手もすんなりハラオチしてくれる様子。

 

 

そのうえで私からパラレルキャリアの実践者としての体験談を、公務員キャリアデザインスタジオ(CDS)を立ち上げたときの話や、そこに至るまでの悶々とした日々のこと、立ち上げてから感じている様々な効果などをお話しました。

 

特にCDSの立ち上げの話は、初めて人前で話すようなことも赤裸々に語り、どんな気持ちで、どんな手順で団体を立ち上げたのか、つまりはどのようにパラレルキャリアに突入したのかを、感じていただけたのかなと思います。

 

 

石山先生と私からの話の後に、短い時間ではありましたがダイアログの時間も設けられ、パラレルキャリアの課題についてグループトーク。私も一つのグループに混ぜてもらって、一緒になってお話させてもらいました。

 

 

全体共有でお聴きしたところでは、

 

・まだ公務員として未熟なのにパラレルキャリアなんて

・家庭の理解を得るのが難しい

・何から始めたらいいのか

 

といった声があがっていました。

 

 

正直、どれも「ホントにそうだよね」って思う意見が多くて、すごく共感できるんです

 

 

が、

 

 

明らかになった課題を本当に解決しようと行動できるかどうかは、結局その人の熱量次第。

 

パラレルキャリアを始めたい気持ちが強ければ、時間はかかっても解決するでしょうし、

 

逆に本気度が低ければ、大した課題じゃないのにいつまでも解決されないまま放置される。

 

 

 

そういう意味では、会場からの意見で最も本質的で、かつ、解決が難しいのは

 

・何をパラレルキャリアとしてやればいいか分からない

・「コレ」というやりたいものが無い

 

という課題かもしれません。

 

 

 

もちろん、パラレルキャリアは誰もがやるべきものでは無くて、やりたい人がやればいいことだと私は考えています。

 

やりたいものが無いなら、やらなくていいこと。

 

でも、何となく今の自分の状況に悶々として、何か変えるキッカケが欲しい、仕事以外の何かを経験したい、そういう漠然とした渇望感って誰しも一度や二度、感じることがあると思うんです。

 

そういうときに、パラレルキャリアの経験は、先に進む材料として機能する可能性は高いんじゃないか、そうも感じています。

人によって効くのが、NPOのような活動の場合もあれば、PTAや自治会といった地域の活動の場合もあるでしょうし、大学での学び直しだったりする場合もあって、それはケースバイケースでしょう。

 

 

 

何をやりたいか分からない。だけど、今のままじゃダメな気がする。何かやってみたいけど・・・・・・

 

そんなときは、

 

とりあえず飛び出してみる!

 

というのをおススメします。

 

 

何が正解か結論を出してから行動するのではなくて、とりあえず行動してみる。気になる何かと接点を持ってみること。カッコいいなと思う人に会いに行くのでもいい。

 

そうやって、自分に火が着く何かと出会うまで、色々と動き回るのがいいと思います。

 

そして、自分のやりたい何かと出会い火が着いたのなら、そこでやれるだけやってみたらいいんですよね。そのときにはもう、やりたいことが無い、なんていう課題は既に消え去っているでしょうから。

 

 

 

とにもかくにも、

 

静岡市の夜間講座は、パラレルキャリアに関心があるという人が集まってくれたため、石山先生の話はモチロン、私の話も皆さん熱心に聴いてくださって、とっても話しやすかったです!

 

企画してくれた井上さんと、石山先生と私とで蒔いたパラレルキャリアの種が、静岡市役所で芽を出し、いつか実るかもしれません。そうなったら嬉しいな~。

 

 

 

井上さん、石山先生、ありがとうございました!

 

静岡市役所の皆さん、またお会いできるのを楽しみにしてます!

 

 

 

 

おまけ1

石山先生との役割分担での「公務員のためのパラレルキャリア入門」の講座は「なかなかイイのでは!?」と2人で盛り上がり(笑)、どこかの自治体で呼んでいただけたら、また2人で講座をやりたいですね~と話しています。もし関心のある自治体担当者さんや、自主研の主催者さんなどいましたらご連絡ください。(実際は石山先生はお忙しいので、そんなに簡単では無いのですが)

 

 

おまけ2

今回の静岡訪問では、現地で静岡市役所の佐々木さんに大変お世話になりました。佐々木さんのおかげで、美味しいあべ川餅も食べられましたし、県庁で内閣府時代の仲間にも会えましたし、パワポの遠隔操作もできましたし、懇親会も美味しくて楽しかったです。佐々木さん、本当にありがとうございました!

 

 

佐々木さんに案内していただき、閉店間際に滑り込んで食べることができたあべ川餅。お餅をしょう油と山葵でいただくのが、あんなに美味しいなんて!

 

 

こちらは懇親会。佐々木さんが「静岡といえば!」という逸品をたくさん頼んでくれて幸せでした(笑)

(写っているのは、(上段)桜海老の書き上げ、富士宮や生そば、(下段)黒はんぺんのフライ、桜海老のお刺身)

 

 

 

石山先生の著書はこちら。

パラレルキャリアの基本的なことや様々な事例を学ぶことができます!

 

時間と場所を選ばない パラレルキャリアを始めよう!―――「2枚目の名刺」があなたの可能性を広げる