その日その時点で、1社だけ内定をいただいていました。
加えて、きっとこの2社のどちらか1社からは内定をもらえるんじゃないか。
そんな気持ちで、最終面接の結果が2社から届くのを待っていたあの日。
でも、その日、どちらからも内定の連絡は届きませんでした。
まだ、就職氷河期が明けていなかった2003年の夏。
いや、もう秋になろうとしていた頃だったでしょうか。
既にエントリーシートを提出して選考過程にある会社は無く。
全滅が確定したあの日。
あれ?
もしかして俺の人生、ちょっとヤバいんじゃ・・・・・・。
本気でそう思いました。(今なら笑って話せますが)
あれから15年が経ちました。
結論から言えば、今の私は充実した人生を生きることができています。幸せです。
もちろん、思うようにいかないこともありますし、自分の不出来に悔しい思いをすることもありますが。
それでも、家族と安心して過ごせる家庭があり、市役所での仕事もさせてもらえて、しかも、NPOなど自分の好きなことに取り組ませてもらっています。
安アパートの6畳間の万年床で
あれ?
もしかして俺の人生、ちょっとヤバいんじゃ・・・・・・。
そう思ったあの日の私に、伝えられたらいいのに。
15年後のあなたは、
ちゃんと自分の手で掴んで
ちゃんと自分の足で歩んでいるよ って。
昨日は成人の日でした。
この週末に、各地で成人式が行われ、新成人たちの門出を地域を挙げてお祝いしたことと思います。
そして、この週末にはセンター試験。
今まさにボロボロの参考書や問題集に向き合っている受験生がいて、その背中を親御さんたちは胃が痛くなる思いで見守っていることと思います。
だからというわけではありませんが、私のようなオッサンから、若い人に、伝えておこうと思います。
特に、大学受験や就職などの節目を迎える皆さんに。
今、その渦中にいるときには聴こえませんが、
今の私が15年前の私に伝えたいのと同じように、
未来のあなたは今のあなたに伝えたいと思っているのでは?
「今いるその場所がどんな場所でも、
受験勉強や就活が思うようにいかず
この春から先の自分が見えなくても
大丈夫だよ」 って
私は、学生時代の大小いくつかの挫折を経て、おかげさまで今のような充実した日々を過ごすことができて、「絶望したあの日」は到達点ではなく、また別のどこかに進むための変わり往く変化の途中でしかなかったんだということを知りました。
絶望したあの日
絶望する理由なんてホントは無かったんです。
それはただの変化の途中だから。
思い描いた場所に向かう途中だから。
いくら空気を読まない私でも、
今は絶望の中にあっても
未来はきっと明るいよ
なんて能天気なことは言いません。
でも、
どんなに絶望しても、未来を見失っても
今のその場所が最終到達点ではなくて、
あくまで変化の途中であるということを
どうか忘れずにいてくれたら嬉しいです。
