「公務員になるというリスク」でのやり取りから見えてきたこと(憶えておきたいこと) | 公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

仕事も家族・友人との私事も楽しみながら、魂を燃やして挑む“志事”で社会を変えていきたい! 地方公務員として働きながら、NPO活動、講演、執筆、ワークショップデザイナーなどに取り組む“公務員ポートフォリオワーカー”として活動しています。

 

 

一昨日、6月16日(金)に公表したブログ記事「公務員になるというリスク」ですが、Facebookで投稿したところ、色々なコメントをいただきました。

 

 

 

ちなみに、記事を自分でシェアしたFacebookの投稿がこちら。

https://www.facebook.com/masashimada/posts/1345287942214529

(コメントも読んでいただきたいので、記事そのものではなくFBでの投稿のURLを貼り付けます)

 

 

 

その投稿でのコメント欄でのやり取りの中で、少しだけ、当該記事を書いたときには感じていなかったことを感じ、考えていなかったことまで考えることができました。

 

 

 

やっぱり、ブログとSNSの組み合わせってすごいです。

 

 

 

まだ内容としてまとまったものにはなりませんので、今回のやり取りを踏まえての「公務員になるというリスク」の続編というか、バージョンアップ版というか、そういった記事はまた別途書くことにしますが、そのときのために、今回の主にFacebook上でのやり取りで感じたことをツラツラと何点か書き残しておこうと思います。

 

 

 

まず、当該記事「公務員になるというリスク」の本旨、書きながら私が主に考えていたことは、端的にいえばこういうことです。

 

 

 

短期的な雇用関係の強固さだけをもって、自分の能力開発や働き方・生き方に主体性を発揮する必要がないかのように「錯覚」し、その結果、漫然と横並びで「大した実力のない中高年」になりながら、なぜか将来に大した不安も抱かず過ごせる職業であることが、即ちそこにぶら下がる個人を不安定にしているのではないか。

 

 

 

人生におけるキャリアデザインという点で、公務員は特に能力開発の観点で他の職業に劣ることはあっても、勝る点は少ないにも関わらず、「安定している」という評価を根拠に、主体的に自分の働き方・生き方を組み立てていく必要がない職業であるかのように考えられていることに危機感を覚えるんですよね。

 

しかも、その「安定」も雇用関係に大きく依存しているとすれば、自分たちがどう働くかの結果ではなく、政治の風によって左右される「安定」です。

自分以外の何物かに委ねられた「安定」って、本当に安定しているって言えるんでしょうか?

 

 

 

 

facebookのコメント欄でいただいたコメントの中を拝見して思ったのは、やはり公務員という職業のどの部分に注目して「安定」と評価するかは、色々な考え方があるんだなということ。

 

 

やはり雇用関係は強固だよね、という話もあれば、産休・育児休暇など働きやすさの観点、自治体であれば転勤が無いことなど条件面での話題もありました。

 

そういう点を評価して「安定」と考えることもできると思います。

 

 

また、キャリアパスで考えても、様々な部署を経験することを通じて、社会で活躍する上で本質的な考え方や能力を身につけることもできるのでは、といった評価も。

 

 

あと、これは私もそのとおりだと思うのですが、行政である以上、決まったルールに則った仕事が多く、そこで何か身に付くとか身に付かないとか言ったって仕方がないでしょ、というご指摘。確かにそうですね。

 

 

 

 

本当に色々なご意見があります。

 

 

 

 

今一度、私が記事を書いた本旨を更にコンパクトに言えば

 

錯覚し、怠ることによる不安定さ

 

です。

 

 

 

公務員は身分保障があり就職さえできれば安泰だと「錯覚」し、そのため自ら主体的にキャリア=働き方について考えることも、自ら主体的に能力開発について考えることも必要は無いと「錯覚」し、大過なく勤め上げて無事に定年退職し後は年金暮らしをしていれば成功だと「錯覚」し、その都度考えるべきことも、ちょっと背伸びして努力することも「怠る」ことが恥ずかしいことではなくごく当たり前だとされ、実際に怠ることで、その個人が不安定な状態になるのではないか。

 

 

 

 

今回のコメント欄でのやり取りを通じて、私自身はこの中でも特に、自ら主体的にキャリアについて考える必要が無い、という「錯覚」に強く違和感を感じることが分かりました。

 

 

 

なので、次の課題は

 

「現時点で身分保障があるとされる公務員にとって、自ら主体的にキャリアについて考えるというのは如何なることか」

 

について考えることです。

 

 

 

その問いに島田は答えられるのか、他者にキチンと説明できるのか、それができるように、今一度自分の中を掘り下げて考え、色々な人の意見にも耳を傾けたいと思っています。