「埼玉の地域デザインを考える会」で、埼玉県民が笑顔で前を向いた日(後編) | 公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

仕事も家族・友人との私事も楽しみながら、魂を燃やして挑む“志事”で社会を変えていきたい! 地方公務員として働きながら、NPO活動、講演、執筆、ワークショップデザイナーなどに取り組む“公務員ポートフォリオワーカー”として活動しています。

先日書いた記事の続きを、
忘れ去ってしまう前に書いておきます。

元の記事(前編)はこちらです
「埼玉の地域デザインを考える会」で、埼玉県民が笑顔で前を向いた日(前編)



私にとっての課外活動・サードプレイスの一つ


SAITAMA TOMIN LABO

の活動で藻谷浩介氏と上田知事が対談するイベント

埼玉の地域デザインを考える会

の運営のお手伝いをしたのが7月22日。
(あ~、もう1ヶ月以上も前のコトなんですね)

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SAITAMA TOMIN LABOって何?
という人は、こちらの記事もどうぞ。

大宮の新しいお土産 生まれました!
埼玉には何もないのではなく、私たちが知らないだけ。
堂々と出たがってみる
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「前編」でも書きましたが、
私がSAITAMA TOMIN LABOに参加する重要なテーマが、

ナナメの関係





受付で参加者に資料をわたす役割を任せた長女。


ちなみに受付で任務についている間は、
私は別の場所で別の作業をしています。

親が近くで見守ったりしないで、
一人のスタッフとして、ガチで担当させます。

SAITAMA TOMIN LABOの皆さんは
そのあたり理解してくださってキチンと作業させてくれますが、
周りの仕事で来ている銀行員の皆さんは、
扱いに困って、むしろ最初は迷惑に思っていたかもしれません。





今回はSAITAMA TOMIN LABOの山崎さんにご指導いただきながら、
受付のお仕事を無事に勤め上げたようです。




そして、終わった頃には、


ケイコちゃ~ん

と甘えた声でジャレる仲良し度に。
(山崎さんは、山崎ケイコさんなのです)




ナナメの関係というのは、
親や学校の先生など、

日常的で必然性がある繋がり

ではない大人との関係性。





でも、
このブログ記事を書きながら、ふと思いました。

どうして私はナナメの関係を
大切だと思ってるんだろう?


って。



ナナメの関係に接する機会を
娘たちに得て欲しいと思ってるんだろう?



一番、自覚的な理由は、

親や先生が必ずしも正しいわけじゃないよ

ということを知って欲しいから。



そもそもコレが絶対的に正しいなんてものは
この世に無いと思っている私ですが、

(この件については、過去記事でも書きました
 
在るのは“正しい”という事実ではなく、

   “正しいと思う”という評価だけだから )

子どもにとっては
親や先生が言うことが間違ってるかもしれない
なんていうことは、なかなか想像しにくいもの。




でも、
親とも先生とも違う大人と接して、
その考え方に触れる機会があれば

あれ?パパと言ってることが違う

って思ってくれることもあるはず。




自分が大切にする考え方は、
そうやって色々な人の考え方に触れて、
それは実際にナナメの関係で接する大人もそうだし、
書籍なんかで学ぶものも取り込めばいいと思うけど、

親と先生だけで純粋培養

するみたいなのは健全じゃないと思うんですよね。




少なくとも、
和(のどか)という長女の名前も
環(たまき)という次女の名前も
親と先生で創る狭い人格はイメージしていません。



親や先生が与える芯ではなくて、
自らその要素となる考え方を選び取りながら、
自ら組み上げていってもらいたいから、

その材料となる大人とは
たくさん接して欲しいから

ナナメの関係が大切なのかもしれません。






SAITAMA TOMIN LABOのイベント後の打ち上げで。
当日は長女の誕生日が近かったこともあって
ナント!誕生日のお祝いをしてもらっちゃいました。






プレゼントまでいただいて。





講師を務めてくださった藻谷さんには、
特技の手のマッサージを体験してもらいました





そんな、ナナメの関係をたくさん経験させてもらえる
このSAITAMA TOMIN LABOは、
私が楽しんで参加しているだけでなく、
娘たちに必要な場だと思っています。



自分がやりたいと思う課外活動に子どもも巻き込んで、
子どもに必要な経験ができる機会も作り出す。

これが私流の課外活動のスタイルかもしれません。




受付の仕事がひと段落したところで、
夏休みの宿題に取り掛かる長女。