雨の日曜日。
家族で出かけることも無く、
娘たちは黙々とブロックで遊んでいます。
私は子どものころ、
雨で遊びに行けないと泣くような子どもでした。
当時は、友達と遊ぶと言えば
公園や林、草っぱらで友達と駆け回り、
バッタを追ったり、野球やサッカーをしたり。
放課後、学校から帰ってきて雨が降り出せば、
当然、友達と約束していても遊べません。
その日は朝からグズグズとした曇り空で
いつ降り出してもおかしくないような天気。
慌てて学校から帰ってきて、
ランドセルを放り出した頃、
見計らったかのように降り出す雨。
当然、母からは外出禁止を言い渡されます。
そんな時、いつもはふて腐れながらも、
しぶしぶ部屋で本を読んだり、一人で遊んだり
(決して先に宿題をやったりはしない・笑)
おとなしく一人で過ごしていたのですが、
どうしてか、その日は無性に悔しくて
知らないうちに涙がこぼれていました。
その場を、母がどう納めてくれたのか、
私がどう諦めたのかは憶えていません。
でも、強く叱られたわけではなかったと思います。
もしかしたら、どんだけ遊びに行きたいんだと
半分は呆れられ、半分は気の毒だと思ったのかも。
今、雨が降って外に遊びに行けなくなったとき、
悔しくて泣く子どもはどれくらいいるのかな。
あ。
雨が小降りになって、空が明るくなってきましたね。
娘たちは相変わらず、ブロックに夢中なようです。
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