大雪は睡眠時間を大切に | しまばら薬局 健康ブログ

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師走の慌ただしさを少しずつ感じるようになってきました。

夜も冷え込むようになってきて、朝起きるのがなかなかつらい時期ですね。

 

二十四節気では12月7日ごろから21日ごろまでを「大雪(たいせつ)」といい、“本格的に冬が訪れ、陽気が減り陰気が増える頃“としています。

 

漢方の世界では、朝に太陽が昇るように陽の気が上がっていき、夜になるにつれ陰気が満ちていくと考えられています。

冬至が近づくにつれて、日照時間が短くなっていきます。

大雪の今時期は、エネルギーである陽気が減って陰気が増えるので、なんとなく気分が塞ぎがちになる頃です。

 

本格的な冬を迎える前に、この時期心がけたい過ごし方でしっかりと体を整えてあげましょう。

 

 

 

■大雪に起こりやすい不調

陽気が減って気分が落ち込んだところに、12月の忙しさも相まって抜けない疲労感やストレスに悩む人が多くなります。

また、冬の臓である生命を司る「腎」が弱ると、足腰の衰え、薄毛、頻尿などの老化による不調が現れやすくなります。腎は生殖に関する臓器でもあるので、不妊に繋がる可能性もあります。

寒さにより体がこわばると、首コリなども悪化するため、デスクワークの人は特に気をつけましょう。

 

「腎」を守り、この時期不足しがちな気血を補う食材を摂ることもおすすめです。

また、少しでも長く睡眠時間をとることを心がけましょう。

 

 

 

■大雪に食べたい食材

牛肉…気血を補い体を温めます。疲労回復や気力、体力をアップするのに効果的。さらに、老化で弱りがちな足腰や筋肉も強化します。ただし胃腸の負担になりやすいので食べすぎには要注意です。

 

ほうれんそう…不足した血を補い体に潤いをもたらします。疲れ目や乾燥肌の改善に効果があり、気持ちをリラックスさせてくれます。

 

しいたけ…気を補ってエネルギーを補給し、脾胃を強化します。干しシイタケは、腎・肝・胃を養うので老化対策にも有効です。

 

寒い時期は鍋がおいしいですよね。「すき焼き」は牛肉&たくさんの野菜で疲れを癒すのに最適です。

 

とにかく体を冷やさないように、首元を温めたり、毎日しっかり入浴してくださいね。

寒いからといってじっとしていると体のコリにも繋がります。軽いストレッチで体をほぐすことも大切です。

これから年末に向けて忙しくなりますが、体と心のメンテナンスも忘れないようにしましょう。