【7日間無料メール講座】
2000名以上にご登録いただいています。
まだの方はぜひどうぞ。
登録はこちら↓
長年マインドフルネスを教えていると、こちらの予想を超えて変化する方に、たくさん出会います。
教えているわたし自身が、
「すごいな!!!ここまで変わるのか!!!」
とビックリさせられることもあります。
しかし、それはおかしなことではありません。
マインドフルネスは、別にわたしが作ったメソッドではないので、わたしの予想を超える効果が出ても、おかしくはないんです。
なにしろ、マインドフルネスはルーツをたどると、気が遠くなるほど長い歴史がありますからね。
今日はその歴史について、少しご紹介しようと思います。
マインドフルネスは、1960年~70年代にアメリカで広まった瞑想法です。
最近では、GoogleやFacebook、インテルなどの超有名IT企業が社内研修でとりいれたり、ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズが実践していたことで有名になりました。
そのルーツは、仏教の瞑想法から来ています。
仏教は2500年前にお釈迦様が始めたものなので、そこまでたどると2500年の歴史があることになります。
仏教にはいろいろな宗派があります。
マインドフルネスにも、ルーツとする仏教の宗派や創始者によって、いろいろな流派があります。
どの流派でも、基本的なところは同じですが、少しづつやり方が違ったりします。
私が教えているマインドフルネスの流派は、チベット仏教をルーツとしています。
チベット仏教というのは、とてつもなく広大で、とてつもなく奥深いものです。
膨大な知識体系、実践体系を持っています。
それらすべてをマスターするのは、普通に現代社会で暮らしていては、まず無理でしょう。
(もちろん私も、チベット仏教のごく一部しか知りません)
ですので、私が教えているマインドフルネスでは、その膨大な知識体系の一部分、基本となる部分を教えています。
少しチベット仏教の話をしますと、
チベットは世界で最も仏教が盛んな国で、ノーベル平和賞を受賞した日本でも有名な「ダライ・ラマ14世」が政治的、宗教的なトップを務めています。
7世紀にインドからチベットに仏教が伝わり、仏教を中心とした国作りが行われ、1000年以上仏教国として栄えてきました。
チベット仏教は、長い長い時間をかけて実践され、磨かれてきた、究極の仏教なのです。
仏教には、
・東南アジアに広まった「上座部仏教(テーラワーダ)」
・日本や中国に広まった「大乗仏教(マハーヤーナ)」
・大乗仏教の進化形にあたる「密教(ヴァジュラヤーナ)」
という三つの大きな流れがありますが、
チベット仏教は、その三つの教えが一つに統合された「仏教の最終進化形態」ともいわれています。
山に囲まれた国土の中で、はるか昔から脈々と受け継がれて来た仏教の真髄が、正当なそのままの形で現代まで残っている、たいへん貴重なものなのです。
その貴重なチベット仏教が世界に広まったのは、とても不幸な事件がきっかけでした。
1950年代に、中国がチベットに軍事侵攻した「チベット動乱」です。
多くの高名な仏教指導者達がとらえられ、殺されました。
生き残った仏教指導者たちの一部は亡命し、何人かはアメリカに渡りました。
そして、アメリカでチベット仏教と瞑想を教えたのです。
1000年以上チベットで熟成されてきた仏教の最終進化形態、その奥義が、初めて西欧社会に明かされたのです。
なので、アメリカでは結構ディーブなチベット仏教の本が、たくさん出版されていたりします。
かえって日本より仏教本が充実していたりしますね。
例えばこのあたりとか↓(すっごいディープ!!)
【The Profound Treasury of the Ocean of Dharma】
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B074BFD6TY?ref_=dbs_p_mng_rwt_ser_shvlr&storeType=ebooks
私が教えているマインドフルネスは、その流れから来ています。
アメリカに亡命したチベットの「転生ラマ」が、教えた瞑想法が元になっています。
===========
※転生ラマとは?
チベット仏教では、優れた高僧は何度も生まれ変わり、人々を救い続けるとされています。転生ラマは、高僧の生まれ変わりとして認定された僧のことです。
ダライ・ラマ14世も、13回目の生まれ変わりとされています。ちなみに、ダライ・ラマは観音菩薩が現世に人間として姿を現した存在とされています。
===========
チベット仏教の基礎部分が、現代人向けにわかりやすく伝えられ、広まっていきました。
現代社会と長い伝統の教えが融合し、アメリカで約50年間実践されてきました。
その「転生ラマ」の直接の弟子で、瞑想法を正当に受け継いだ先生がアメリカに今でもいて、もう高齢の方ですが、私はその先生に瞑想の指導を受けました。
数年間指導を受けたのち、瞑想指導者として教えることを許可されました。
マインドフルネス瞑想は、やれば効果はわりとすぐ出ますが、指導者として教えるとなると、はじめてすぐは無理ですね。
少なくとも何年かは瞑想をやって、何十回も先生と質疑応答を繰り返して、内容が完全に頭にインストールされ、体にしみついていないと厳しいです。
同じことを教えても、生徒さんによって疑問に感じる点は違いますし、変化の仕方も違います。
質問も本当に様々で、ただ決まった指導内容を覚えただけでは回答できません。
浅い理解で回答してしまうと、かえって混乱させてしまい、悪影響を与えかねません。
この辺りは、指導者選びで、気をつけた方がいい点でしょう。
瞑想は一度しっかり身に着ければ、一生モノです。
人生観、世界観が180度変わります。
一人で悩んでいても、答えにたどり着くのはなかなか難しいです。
何十年たっても変わりません。(私もそうでした…)
長い先人たちの試行錯誤の中に、すでに答えはあるんです。