皆様、あけましておめでとうございます!
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、年が明けて、カウンセラーの水峰愛さんのブログを読んでいました。
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てろんてろんになって飲み屋のトイレに入り、便座に腰掛けると、目の前の壁にはお馴染みの「相田みつを」が貼ってある。
飲兵衛にとっては、みつをが読めなくなってくると赤信号的な、もはや「世界一周の船旅」と並んで飲み過ぎバロメーターと化している(失礼!)壁の張り紙であるが、
よっしゃまだ行けるわ……とかって、ぼんやりした頭で文字を追うと、この日に見たのは例の「人間だもの」じゃなかったんですよ。
「がんばんなくていいからさ、具体的に動くことだね」
がーーーーん…………!!!!!
と酒で溶けた脳天に一撃食らった私は、便座の上で背筋を伸ばし、
「ほんまや……」とつぶやいた。
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ふふふ(笑)
酔っ払って飲み屋のトイレの張り紙を見て、そこで天啓を受け取るとは…。
妙に面白い(笑)
確かにあの「相田みつを」が、こんな現実的で冷静なことを言っていたら、予想外すぎてびっくりしますね。
いいですね、この言葉。
「がんばらなくていい。具体的に動くことだ」
確かにそうですね。
何か成し遂げるには、すごく頑張らなければならない!
そう思いがちですよね。
けど、そう思ってると、なかなか行動を起こせなかったりします。
努力しなければならない!
と思うと、ハードルが上がってしまうんですよね。
成功する人って、初めから努力しようと思ってる訳ではなくて、
夢中になってやっていたら、結果的に努力していた
という感じじゃないかと思います。
初める前から努力しようとすると、気が重くなって、何もしないうちに疲れてしまい、スタートできない
となりやすいですね。
よく、
成功したければ、考えすぎずまず行動しろ
と言われますが、同じことでしょう。
頑張ろう!
と気合を入れて初めるのではなく、さりげなく、スッと初めてしまう。
もう、初めたことが自分でもわからないくらい
ちょっと茶でも飲むかな~
くらいの軽いノリで、初めてしまう。
それぐらいがいいと思います。
これは、スポーツで言われることに似ています。
スポーツではよく
力むな、力を抜け
と言われます。
例えば、100 メートル走をTVで見ていると、選手がインタビューで
後半力んでしまい、スピードが落ちてしまった
と言っていることがあります。
これは、レースの終盤よく起こります。
競り合っていて、「勝ちたい!」と思い力んでしまうと、体が固まり、スムーズな足運びができず、スピードが落ちてしまうんです。
なので、「勝ちたい! 」と思っても、力まずに走るテクニックが必要なんです。
日常生活でも同じです。
例えば、
寝転んで休んでいて、そろそろ起きたいけどなかなか起きれない
という時。
そういう時、気合を入れ、力んで起きようとすると、かえって起きれません。
気合を入れず、力を抜いたまま、自然に呼吸をしながらスッと起きると、楽に起きられます。
どんな動作でもそうです。
動く前に気合を入れて力むと、体が固まり、息が止まり苦しくなります。
そして動けなくなります。
体の力を抜いたまま、息を止めずに、スムーズに呼吸しながら、スッと動くと楽に動けます。
動き出すのに、本当は力はいらないんです。
「動き出すのに力がいる」と思い込んでいるので、無駄に力を入れ、疲れてしまうんです。
これは、ヨガや気功などの動きと同じ原理です。
ヨガをやっている人なら分かると思います。
動く時に呼吸を止めず、力まずに動く。
そうすると、楽に動くことができます。
これは、今まで話していた
頑張らずに行動すればいい
と同じ話です。
何か初める時は、力まず、さりげなく初めてしまえば、楽にスタートが切れます。
自分がスタートしたことに、自分で気づかないぐらいに、さりげなく初めるんです。
一度スタートできれば、本当にやりたいことだったら、どんどん進んでいくはずです。
そして、いつか目標を達成した後に、振り返ると
結果的に努力していた
となるんですね。