こんにちは!
昨日会社帰りに早速行って来ました!
映画「オペラ座の怪人」4Kデジタルリマスター!
超久しぶりに大スクリーンで観た!
職場と家の中間のシネコンだったのですが、一部の映画館のように爆音上映とかでなはく、音響もスクリーンも普通ではありました。
席は会員特典のEXシートを予約していたので、リクライニングで楽々。
平日の夜だからかな?結構、席は空いていました 

以下、映画版のネタばれ含みます、ご注意!
勘違いしてるところもあると思います。
公開当時、何度も観に行った大好きな映画です、久しぶりのスクリーン上映はやはり嬉しかったです!
冒頭のキャンドルのゆらめきとBGMからもう涙目でした。
公開初日に友達と、有楽町のマリオンの映画館で観たの今でも思い出します。
本物の衣装の展示とかもあったような。
映像も音も、当時からクオリティ高いと思っていたので、4Kデジタルリマスターの恩恵が今一つわからなくて💦
シアターのシステムによって違うのかな、それとも私の目と耳の老化によるものか?
時間が合ったら、もう1回別のシアターで見てみたい。
いや~、やっぱりバトラーさんファントムは素敵でした!
ワイルドな色香、立ち姿の美しさ、Down Once More~の切ない演技、またもやしびれました。
マスカレード後、Why So Silent?のいわゆるレッド・デス、バトラーさんだけのコスチュームと佇まい、唯一無二の極上のかっこよさなんです~

歌唱は今映画館で聴くと、ちょいちょい音程怪しかったりする部分もあるんですけど、存在感でカバー。
屋上で雪の中で泣いて嫉妬するお顔、そしてあの上からの画角、好きです。
トントン進むミュージカル版と違って、回想やら何やら、ちょいちょい間延びしたとこもあるので、集中して観る映画館だと眠くなったりする場面もありますが、本当に丁寧にシーンを配置しているのよね、シューマッカー監督。
オペラ座で働くたっくさんの人々の職場での様子や、オペラ座内部、オペラ座周辺の時代の遷移もきめ細やかに描かれていてやはり胸熱です。
怪人の棲家までの馬、イルムート・バレエの羊さんたち、そうそうこれこれ、映画版で度肝抜かれた演出。
レイエさんのキャラが変わってたり、カーラに飲んだくれのママがいたり、マスカレードのアールデコ調の衣装も新鮮。
キレキレダンスの白黒仮面のダンサーさんに昨日も釘付けでした。
クリスのパパのお墓のセットがとにかく好きで、あのどでかい彫像、どうなってる?
墓地までの道のりといいしっかりスケール感があるところ、映画版ならでは。
ミュージカル版のファンで、映画初見の方に聞いてみたいのは、シャンデリアの落ちどころ、どうですか?
最初に映画観た時に、屋上ファントム怒り爆発後に、「えっ!シャンデリアは!?」ってなったの、私だけじゃないと思います。
ずっと気を揉みながら最後まで観て、「なるほど!」と。
映画版でクライマックスに持ってきたのは大正解ですよね。
それぞれのシャンデリアの役割、立派に果たしてるよね。
20年前なのに、ラウルやマダム・ジリーの老けメイク、素晴らしいですよね。
ファントムの素顔も違和感ないの凄いと思います。
公開当時はバトラーさんに夢中で、気にも留めなかったパトリックさんのラウル、久々に見ると本当に品のある男前で好き、ってなりました。
歌唱の実力も本物、なにせ当時からブロードウェイ・スターだったんですものね。
その後もいろんな映画に出演、大好きな「死霊館」シリーズのエド役も務められており、バトラーさん以上にご活躍です。
クリスティーヌ役のエイミー・ロッサム嬢、私大好きなんですけれど、彼女の素晴らしさはやはり大スクリーンで観る時にさらに煌めくんだなとあらためて実感。
当時17歳のフレッシュな笑顔と美ボディ、しっとりとした落ち着きも兼ね備え、なおかつオペラが歌えてしまうという才能。
そりゃ、ウェバー御大が泣いて喜ぶはず、こんな女の子いるんだ?と驚愕したことを今でも思い出します。
その後、あまり歌のお仕事はされていないのが残念ですが、ちょいちょい映画で拝見しています。
TVドラマシリーズで大ブレイクしましたよね。
この映画自体観なおすの何年ぶりかなので、こんな展開だったのね、こんなに急に画面変わるんだっけ?と、いろんな事を考えながら観ておりましたが、やっぱり「オペラ座」のナンバーって本当に天才のスコア、ウェバー御大って凄まじいです。
もちろん、字幕を追いながらも、脳内には四季版の浅利さんの歌詞がオーバーラップ。
英語歌詞を集中して聴くと、四季版和訳やっぱりオリジナル度凄いので、原詞の良さと映画版の戸田奈津子さんの訳の良さもまた感じました。
とりとめのない雑感で失礼いたしました。
こうやって書いていたらまたいろいろ確かめたいことも出てきたので、DVD観直します。
演出変わったと噂のKAAT「オペラ座」もまた楽しみです。
パンフレット880円、買ってしまったのですが、何と当時のパンフレットの復刻版でした!
値段(当時は600円)と発行日以外は寸分違わず同じ!

ちょっと再上映にあたっての寄稿かなんかあってもいいのになあ、と思ったりして。
今、配信もストップしてるし、DVDも入手困難なので、まだご覧になってない方、ぜひこの機会に映画館で!