昨日、浅利演出事務所による

夢から醒めた夢」を観劇してまいりました。

 

まさに「生きることの素晴らしさ」をストレートに受け取ることができるミュージカル、今年は、観客を夢の世界に導く「夢の配達人」に飯田洋輔さん、ヒロインのピコには劇団四季の三代川柚姫さんがキャスティングされました。

マコは前期に引き続き、鹿ノ子(中村)ひよりさん。

 


【キャスト】

 

ピコ 三代川柚姫

マコ 鹿ノ子ひより

マコの母 坂本里咲

メソ 中村翼

デビル 坂本岳大

エンジェル 政田洋平

ヤクザ 加藤敬二

暴走族 小宮山凌介

部長 横山清崇

老人 山口嘉三

老婦人 服部幸子

夢の配達人 飯田洋輔

 

【アンサンブル】

石橋 美奈

入江 真名

岡田 創平

木村 和磨

木村 遊

小宮山 稜介

末谷 玲乃

鈴木 直幸

鈴木 万祐子

内藤 飛鳥

信川 ゆり子

藤田 晴

藤本 もあ菜

星 えり菜

吉田 彩乃 

 

チケット難の今期ですが、有難いことにチケットを譲っていただくことが出来て、観劇が叶いました。

お席も前方センターの良席で感謝感謝です。

 

劇団四季での上演時はロビーパフォーマンスなどもあり、神秘的かつ華やかな演出でしたが、浅利演出事務所のシンプルな初演の演出も今期で4シーズンめ。

 

前期の故下村青さん配達人さんが記憶に鮮明な中、そのバトンを引き継がれた飯田洋輔さん。

冒頭から登場の夢の配達人、洋輔さんもややお肌白めのメイク、強めの目張り!

黒のロングジャケットに白のベスト、ストライプのパンツ、ネクタイとチーフだけが紫で、よりシック。

さんはハットも紫だったけど洋輔さんは黒のハットでした。

ステッキもお似合いでした。

 

苦しいとき、哀しいときはここへいらっしゃい。さみしいとき、嬉しいときも是非。
劇場は夢を創りだし、人生を映し出す大きな鏡です。

 

この言葉が久しぶりに聴きたかった。

配達人から語られる物語の導入、洋輔さんの硬質なバリトンで聴くのは何とも新鮮です。

歴代でも、バリトン配達人は高井治さんと洋輔さんのみではなかろうか。

歌唱は言わずもがな大安定、ノーブルな良いお声で朗々と歌われる夢を配る

早々にひと泣き。

 

近年ずっとピコを務めてらした四宮吏桜さんのピコも大好きでしたが、三代川柚姫さんのピコ、素晴らしかった!
天真爛漫で無垢なあどけなさ、自然な立ち居振る舞い、加えて四季で培ったクリアな台詞と軽やかな身体使い、つい目がいってしまう煌めきと持って生まれた少女感。
まるで当て書きされたようなピコでした。
三代川さん、ラストの二人の世界の歌唱が圧巻で、わかってはいましたが、そのボーカル力にあらためて心が震えました、夢が、ああ!の歌い上げ、凄かった。
これぞヒロインといえる存在感、三代川さんの魅力が存分に味わえる時間でもありました。
 
遊園地のパレードマコの物語二人の世界と進むと、1曲1曲が琴線に触れて涙が自然に溢れ、その世界に取り込まれていきます。
三木たかし先生〜!神
 
鹿ノ子ひよりさんの透明感と、力強くも美しく澄んだお声にもいつも感動。
二人の世界の振り付けも、夢醒めといえばこれこれ!と目が喜びます。
坂本理咲さんマコ母、高音が掠れる部分もありましたが、マコへの無償の愛を感じさせる演技は変わらずでした。
 
霊界に舞台が移ると、また素敵なキャストの皆さま。
前期からのお二人、デビル坂本岳大さんはそのコメディセンスにさらに磨きがかかっており、オネエっぷりと台詞の間で、しっかり笑いをとってらした、これはもう坂本さんの当たり役。
エンジェル政田洋平さんは、持って生まれた品の良さと漂う優しさでエンジェルそのもの。
みんなが幸せになれたらいいなあ」って台詞がこんなに自然に感じる方そうそういません。
大好きなコンビです。
 
加藤敬ニさんヤクザは今期も健在、粋で何もかも流暢で、さすがでした。
横山清崇さんが部長?と驚きましたが、インテリ系のコメディアンっぷりがはまっていて、かなり面白かったです。
暴走族は、近藤真行さんだったはずなのですが、初日から、「ユタ」でヒノデロだった小宮山凌介さんがキャスティング。
特にアナウンスはなかったけれど、代役なのでしょうか?
若くてキラッキラの暴走族で、三人組の雰囲気もいつもと変わりとてもフレッシュ。
冒頭のアンサンブルダンスも、煉獄のおいらたちのダンスもキレキレの小宮山さんでした。
メソは中村翼さん、演技に定評のある中村さんですが、淋しげな瞳と陰のある少年らしさ、気持ちこもった歌唱にメソを感じました。
老人役の山口嘉三さんの老成の佇まい、台詞の力は変わらず、妻服部幸子さんとの再会のシーンは何度観ても心が震えます。
服部さん、美しく年齢を重ねておられるなあ、素敵だったなあ。
 
毎度のお楽しみ マコを探せ!
長谷川マチコ(好物:カツオサザエ)
芦田マナコ (もう大学生!)
大谷マミコ (愛犬:デコピン)
ちびのまる子(踊るポンポコリン)
大木奈マツコ(好感度NO1) 
夏樹マリコ(好きな映画:千と千尋の神隠し)
うろ覚えですが爆笑でした。
 
今期も、作品の素晴らしさを十二分に伝えてくれるキャストがずらりと勢ぞろい。
端正で誠実で確実なアンサンブルさんたちのダンス、アクションも最高。
内藤飛鳥さん、とても素敵なダンスが心に残りました。

メソ! マコ!
おじいちゃんおばあちゃん、
それからみんな、光になったのね!
 

ここでまた号泣でした。

シンプルで効果的な照明の妙、普遍の楽曲の力、最後まで緩みのない構成、そこにキャストの力が加わって、引き込まれ続けた今期の「夢醒め」でした。

 

バルジャンぶりの洋輔さん。

カテコ4回目でスタオベの客席に「おお!」みたいなリアクションしてらして、相変わらずのナチュラルソフトなお人柄を確認。

今期、なかなかチケットが取れず、1回のみの観劇になりそうですが、チャンスがあればもう1回観たいと思っています。

 

ロビー、お花いっぱい。

佐野正幸さんや奥様、他にも俳優さんがたくさん観劇されていました。