『脳には、同時にできないことが山ほどある。』
『遠くを見る」と「近くを見る」は、二者択一である。』
『この世には、とっさに「遠く」を選択する脳と、とっさに「近く」を選択する脳とがある。』
ということで、私は3次元の整理整頓ができない。もっとも、このような言い訳に使うための記事ではない。
では、2次元のデータの整理はできるのに、なぜ3次元の整理整頓はできないのだろうか。
脳の構造などと言う難しい話ではなく、幼稚園のときのこの歌が原因のような気がする。60年近く前のこの歌が、今でも頭の中で鳴り響く。
♪おかたづけおかたづけ〜
楽しいはずの積み木遊びの時間が、幼稚園の先生のこの歌で終わる。そして、苦手なお片付けが始まる。
しかし、積み木が入っていた箱に積み木が収まらない。まぁ、今思えば、空間把握能力に欠けているのだ。
やがて、私は先生の「さぁ、積み木を出して遊びましょう」という声に、
「嫌だ。片づけるくらいなら出さない。」と言う子どもに育つ。
おかげで、不快な結末が待つのであれば、その前の快楽を我慢できる大人になった。
その甲斐あって、浮気はしたことがない。
え? 結婚したことがないからだろって。それも正解。