ライブ盤 | スガ シカオという生き方 ~history of his way~

スガ シカオという生き方 ~history of his way~

1997年デビュー、2011年フリーランスとなった音楽侍スガシカオさんの記録。
本名:菅 止戈男。戈(ほこ)を止める=争いを止めることが「武」の本義であるという孔子の著から取られた名前に込められた思い、それに恥じない生き方の足跡。

『Weekly Oricon(WO)』(現在のオリ☆スタ)2003年11月24日号



【THE BEST HITS OF LIVE RECORDINGS-THANK YOU-(2003.11.5)】発売時インタビュー

―いやぁ、いいライヴやってますなあ。しかし、滅茶苦茶気持ちいい音楽なのに、MCになった瞬間しょんぼりしてる30代男の姿がなんとも。

スガ「しょんぼりしてないよ!普通にしゃべってるだけなの!」

―わははは、だけど深夜のデニーズにいた見ず知らずの人の話とかさ、ネタが地味だよねー。

スガ「あー、あれはもうただのぼやきですからねー。」

―スガシカオの音楽性を逆方向から裏付ける『ぼやき』好きですよ!で、新作のライヴ盤の話ですが。

スガ「毎年ベスト盤を出せ、出せ、言われてたんだけど嫌で。一生懸命次の目標に向かってるのに、過去の事で商売されるの気持ち悪いじゃないですか。で、ただのライブ盤もやりがいがない感じがして。でも両方がひとつになったら凄いやりがいがある仕事だなーと思えて、一生懸命になれた。」

―ライヴ音源によるベスト盤という。

スガ「ツアーが毎回ライヴ終わるたびにMDで録った音源聞いて、“あーまだまだダメだ”って毎日毎日、反省の日々でしたね。」


―純粋にDVDでもよかったのではないかと。

スガ「DVDの方が楽なの(小声)画があると多少ミスしても聴こえなくなっちゃうんだけど、画なしだと、もの凄い精度が求められるからねー。CDに残す意味がないとね。」

―初回限定版の方はライヴDVD付きということで。

スガ「レコード会社の人に言われましたよ。“普通はDVDにCDが付いてるんだろうがよ!”って。」