みなさま、おはようございます。
今年2012年は、『グリム童話』生誕200年。
「メルヘン」には2種類あり、口承による昔話・言い伝えをもとにした「Volksmaerchen(フォルクスメルヘン=民間メルヘン)」と、作家や詩人によって“つくられた”「Kunstmaechen(クンストメルヘン=創作メルヘン)」。
グリム童話、これはいろいろな人から聞いた昔話・民謡を収集して1つの童話としてまとめられたものなので、前者。
牧師の娘、薬局の夫人、おばあさん・・・お話の提供者はさまざま。
もしかしたらドイツの人ではないかもしれないし、先祖代々受け継がれてきた間に伝言ゲームのように話が変わってしまったかもしれない。
でも、グリム兄弟は、できる限り「聞いたまま」をそのまま、改作はせずに、1冊の童話にまとめました。
そして1812年12月20日、156のお話を詰め込んで初版本出版。
今から200年前です。
日本は江戸時代。
徳川幕府の時代に、ドイツではこんなことが起こっていたのだね。
あっぱれ。