ベルリン×空間×独白=リミニプロトコル | ・

みなさま、こんばんは。


今日は飛行船話をいったん中断。

ベルリンの演劇ユニット、リミニプロトコルのご紹介。


今年は日独友好150周年。

ということで日本とドイツ、それぞれの地で記念イベントが開催されています。

その一つとして、「世界の小劇場~vol.1 ドイツ編」横浜到来。


ベルリンは「進化する都市」。

常にアタラシイモノが生まれ、フルイモノと共存していきます。

アタラシイ建築、アタラシイデザイン、アタラシイ音楽・・・演劇も。

若者たちを中心とした独特の演劇スタイルが次々うまれます。


「リミニプロトコル」もその一つ。

ベルリンにあるHAUという劇場で活動する若者3人によるユニット。

この記念年を祝してベルリンから横浜へやってきました。

上演作品は『ブラック・タイ(意味:1蝶ネクタイ、2タキシード)』。

一人の女性が淡々と自らの人生を独泊、一人の男性がBGMを担当、途中ドッペルゲンガー的なもう一人の女性が登場。

舞台上には大きなスクリーンのみ。

スクリーンには幾何学的な模様や写真の切れ端が現れては消え、現れては消えます。

とてもユニーク。

とても心に残る。

いろんなものを削ぎ落としたかんじ。

言葉ではなかなか伝えられないけれど、「ベルリン」を見た気がしました。


http://drifters-intl.org/jp/?p=197#rimini