みなさま、こんばんは。
今日はシュパーゲルのあれこれをご紹介。
その① そもそもアスパラの緑と白、違いはなに?
色が緑か白かは、栽培方法の違いのようです。
緑のアスパラは太陽の光をいっぱいに浴びせながら栽培するのに対し、
白いシュパーゲルは砂地にもぐらせたまま栽培し、
先端が地表にちょっと顔を出した頃に収穫されます。
なんだ!ホワイトライオンとかメンデルの法則の劣性のように遺伝子的なお話かと思っていたら
ただ単に太陽に当てるか当てないかの違いだったのか!
その② 収穫はいつまで?
前回、収穫は6月中旬頃までと書きましたが、実際には日にちがきちんと決まっているのです。
6月24日。
聖ヨハネの日に収穫は終わるようです。
ちなみに聖ヨハネとは、イエス・キリストにもっとも強い影響を与えた聖人で、
ヨハネとの接触によってイエスは福音を伝えていくという使命に目覚めたといわれています。
6月24日はキリスト教圏の各国でお祭りが開かれます。
そのときを最後にシュパーゲルは表舞台から退きます。
シュパーゲル君、あと3週間弱。
ドイツの食卓に幸せを、
そして願わくば、日本にももっとやってきておくれ。
次回もシュパーゲルのご紹介です。