みなさま、こんばんは。
今日でミュンヘンの白ソーセージはさようなら。
最後にこのソーセージの誕生秘話をご紹介。
白ソーセージは、1857年2月22日にミュンヘンのとあるレストランで偶然誕生したという説があります。
2月といえば、ドイツはカーニバルの真っ最中。
たくさんのお客さんが来て焼きソーセージを注文します。
あふれかえる人、人、人!
そしてひたすら焼かれるソーセージ!
ついにソーセージに使う羊の腸がなくなってしまいます。
そこで、この店のご主人ゼップ・モーザーさん。
チャレンジャーなモーザーさん。
羊ではなく豚の腸につめちゃえと、豚の腸でソーセージを作ります。
でも用心深いモーザーさん。
焼いたら皮がはちきれるのでは、と、
熱湯の中であたためることに。
そしてお客さんの元へ。
お客さん、大喜び。
とってもおいしいと大好評だったようです。
そしてそれ以来、白ソーセージはミュンヘンの名物になりました。
ちなみにこのソーセージの食べ方ですが、
二通りあります。
①端を切り、手でつかんで、中身を吸い出して食べる。
これはなんともワイルド、豪快、・・・お行儀悪い!
でもとってもおいしそう。
②真ん中に横に切り込みを入れて、
うまく皮をはがして食べる。
ナイフとフォークを使って、お上品に。
レストランではこちらの方法にしましょう。
ああ、ミュンヘンに行きたくなってきた・・・!