アグリモニーは、日本ではキンミズヒキと呼ばれていて、その名の通り、黄色い花びらが太陽の光によって金色に輝いているように見える明るい雰囲気を持つお花です。また、お花が下から上に向かって螺旋状に咲いていくことや、全体的に細くて複雑な形をしていていることも、このお花のエネルギーの性質と深く関係しています。
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アグリモニーが秘めている魂は、喜びにあふれた性質と、その喜びの光を人と分かち合う能力です。
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●アグリモニーの性質がマイナスに現れたとき
何か問題を抱えていたり、落ち込むようなことがあっても、それを心の奥に仕舞い込み、何も問題がないかのように振る舞います。自分の生活におけるマイナスの局面を無視して、元気を装います。
自分の体調のこと、仕事や人間関係のこと、経済的なこと、家族に起きていることなど、この世界、つまり物理次元のことで不安や恐れがあっても、悩みをもっていることを人には知られたくないと思っています。そこで、どんなに辛い経験をしていても、人にはわからにようにして、俳優のように毅然として、元気に振る舞います。
アグリモニーの性質がマイナスに現れている時は、次の2つの課題を持っていることになります。(1)自分の問題や悩みを無視していること。(2)高次の自己とのつながりを拒否していること。この2つの課題を持っていることから、自分の魂が用意した人生のプログラムに気づくことができません。そこで、物理次元の目に見える世界だけが強調されることになり、心の平安を外側に求めることになります。
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●アグリモニーの性質を持つ人
非常に繊細な感性を持ち、この世界が明るく平和であることを強く望んでいます。そのため、周囲の人たちの不和や緊張感がストレスとなり、平和を保とうとするあまり、さまざまな行動に出ることがあります。アグリモニーの性質を持つ人は、明るく元気に振る舞うため、人が集まるところでは人気者や中心的存在になったりします。また、自分の抱えている問題を面白おかしく話したり、病気になったときでさえ、お見舞いにきた家族や友人、病院のスタッフを笑わせたりします。
アグリモニーの性質を持つ人は、ひとりで過ごすことが苦手です。なぜなら、心の奥に仕舞い込んでいる問題や悩みが浮上して苦しくなるからです。そこで、なるべくひとりにならないようにするために、さまざまなセミナーやイベントに参加したり、政治やボランティアなど社会的な活動に身を投じたりします。また、お酒や睡眠薬などの薬物に依存することで内面の苦しみを忘れようとします。お酒に酔ったり、睡眠薬などの薬物で得られる陶酔は、自分の望んでいる楽しい世界に近いように思えても、心が晴れるどころか、その反対にどんどん曇っていくようになります。アグリモニーの性質を持つ人は、外見は楽しそうに見えますが、内面は非常に緊張しています。
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●アグリモニーの性質がプラスに現れたとき
アグリモニーのフラワーレメディを飲むことによって、外側に求めていた喜びや楽しみを、自分の内側に見つけることができるようになります。問題や悩みについて、プラスの局面とマイナスの局面が表裏一体となっていることに気づき、問題や悩みを自分の人格形成に生かせるようになります。そして、これまで感じたことのないような純粋な喜びが心を満たし、もともと持っていた喜びにあふれた性質と、その喜びを人と分かち合う能力が、プラスの局面として現れてきます。
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●アグリモニーで得られる目覚めた状態
アグリモニーのフラワーレメディを飲むことによって、プラスの局面とマイナスの局面が完全に分離した状態が、高い次元で結びつけられ、自分自身を両方の局面を持った一つの統合体として認識するようになります。そしてそこから高次の自己とつながり、魂に備わっているありとあらゆる状況を解決させるための叡知が自分の内部に流れ込んできます。そうすると、人生で直面するさまざまな問題に対応できる真の強さと安定性を持つことになります。
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〈参考文献〉
メヒトヒルト・シェファー著「バッチの花療法」フレグランスジャーナル社
メヒトヒルト・シェファー著「魂の植物」フレグランスジャーナル社
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〈画像著作権〉
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