
こんばんは!
起業して心がついていけなくなった
起業女子さんのための
「セルフマッチングビジネス」サポーターの
おごし志保です。
前回のブログ記事
9年間の不妊治療を経て知った「幸せのカタチ」
ありがたいことに
ブログ、Facebook、そして個別にも
たくさんのご意見、ご感想、打ち明け話を
お寄せいただきました。
文末につぶやいた
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そんな私の経験を通しての生き方が
母になりたい周りの友人たちの
わずかなきっかけとなり
「おごし子宝神社」と言われたエピソード
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もし、どこかのどなかたかに
拾えるものがあったら・・と、思い
綴ってみます。
私自身は、「不妊」について
紆余曲折しながら
自分なりの悟り(?)を開いて
楽しく明るく前向きになれたわけですが
同じ境遇のみなさん、みんながみんなそうか?
当てはまるか?といったら
(当たり前ですが)そんなはずなどなく
私自身も「同じ様に」と
ご提案するもなかったのでした。
(聴かれたら、私はこうだった!こう考えている!は
お伝えしていましたが・・。)
同じ「子宝を望んでいる」という境遇であっても
人それぞれ
抱えているものやプレッシャーの大きさも
思いや考え方、捉え方も違うわけですから
参考くらいにはなれたら光栄
そのレベルにすぎないから
話を聴くことしかできなかったのでした。
嫌を打泣く毎月やってくる落胆さ
やるせない思い
のしかかり続けるプレッシャー
信じたい気持ち
信じられなくなる気持ち
考えざるを得ない
女性として、自分の価値
暗闇の中を進まなくてはいけない
不安さ、孤独
夫であるパートナーには打明けきれない
切なさ、葛藤、やりせなさを
同性であるからこそ
同じ境遇であるからこそ
胸の内を打ち明けられることも
大きかった様でした。
私は・・というと
ただただ聴いて、聴ききって、涙も受けとって
そんなことくらいしかできなかったので
そうしていました。
ある日、1人の友人から
こんなことを打明けられたことがありました。
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望んでも願っても
子どもが、なかなか出来ないこと
親にも親友にも、誰にも言えなかった。
毎月、辛くて悲しくて、病院へ行くのも怖くって
もうどうたらいいのか、わからなかった。
でも、明るく不妊治療に取り組んでいる
あなたの姿を見て勇気をもらって
思いきって不妊治療をはじめた。
私は、皆には言えないし
あなたにしか打明けられないけれど
打明けられる人がいて、ほんとうに良かった。
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それから、友人は
治療を進めていく中での
自分の中に起こってきた
いろんな気持ちを、度々、話してくれました。
私は、友人の中に起きたことを
ただただ聴いて、受け取っていました。
数か月後のある日
彼女のお腹の中に新しい命が宿ったそうで
ご主人より先に報告してくれました。
友人は泣いていました。
私も泣きました。
「ほんとうに良かった」と、一緒に泣きました。
その後、友人は母になりました。
友人の他にも
同じ様な方が十人を超えたくらいから
「おごし子宝神社」と言われる様に
なったわけでした。
心と身体はつながっている
といいますが
心の影響は大きいのかもしれないし
心が整うことで「奇跡」を起こすチカラが
増していくのかもしれないことを
感じたのでありました。
胸の内を話したかたといって
奇跡が起きるか?といったら
確かではないけれど
自分の中にある弱音や弱気を
誰でもいいわけじゃない誰かに
吐ききることで
少しだけ楽になれたり
少しだけ気持ちに余裕を持てたり
少しだけ前を向けたり
少しだけ現実に向き合えたり
少しだけ立ち向かう勇気を持てたり
そんなことがあるかもしれないことを
友人達から教わったのでありました。