【雑記】青森・道南の旅 2日目 | バスと献血のたび

バスと献血のたび

大阪からバスを乗り継いで遠くまで行きたいです。
献血の記録も載せていきます。

青森県と北海道に行ってきたお話です。
 
2日目の午前は妻と別行動。
妻は青森市森林博物館へ。そして私は献血に行きます。
ホテル(青森駅前)から献血ルームまでは1キロくらいあり、市内見物を兼ねてゆっくり歩きます。
全国に47ある県庁所在地は城下町だったところが多く、それ以外に門前町や港町というパターンも見られます。青森の場合は港町としてよく知られていますが、門前町タイプであるとも言えます。なぜなら、青森の市街地の中心には善知鳥神社があり、その鳥居前町として集落ができあがったからです。

善知鳥(うとう)は青森市中心部の古い地名だそうで、善知鳥神社は青森市のランドマーク。ですから「青森市発祥の地」といわれています。
 
お参りしていきましょう。
 
お参りしたあとはしばらく鯉を見ていました。
となりで親子連れが鯉に餌をやっています。
大きな口を開けて餌をねだる鯉。見ていて飽きませんね。
 
献血の予約時間が近づいてきたので献血ルームへ。
採血後、妻が献血ルームに迎えに来てくれました。
しげたか「森林博物館へは迷わず行けた?」
妻「大回りしたけど概ね間違ってない」
しげたか「おおむね間違ってないけど、こむね間違ったんやね」
妻「そんな言葉はない!」
 
このあと2人でお昼ご飯です。県庁の庁舎内にある食堂に行きました。

▲これも別の記事に書きました。
 

午後は棟方志功記念館へ。お庭のきれいな施設です。

 

こちらでは棟方志功の作品を四半期ごとに企画展示していいて、今回の展示は大自然と縄文がテーマです。

雪に閉ざされたモノクロの世界、ねぶた、縄文などを絡めた解説がありましたが、そういったものを絡めずとも素直に鑑賞し、感動できる企画だったと思います。

ロビーで繰り返し上映されているドキュメンタリー映画「彫る 棟方志功の世界」も観ました。

モニターの脇に資料が置いてあり、そこには棟方志功が映画の中でしゃべっていることが書かれています。たしかにその紙なしては聞き取りづらいですね。

 

この館は2024年3月に閉館し、所蔵作品は青森県立美術館に移管されるそうです。

昔、青森を旅行した伯母が「棟方志功記念館が良かった」と何度も言っていたのをおぼえていて、「青森に行ったら棟方志功記念館」と思い続けていました。ですから、ここが閉館する前に訪ねることができてよかったと思います。

館を出る前に記念スタンプを押します。

板画(棟方志功は版画を板画と称していました)の作品なので、いい味わいが出ていますね。

 

棟方志功記念館からいったんホテルに戻り休憩し、次はねぶたの家 ワ・ラッセへ。

お祭りが一年を通じて体感できる施設というのは全国各地にありますが、どれも見ごたえのある演出をしているなと感じています。ここ「ねぶたの家 ワ・ラッセ」も例外ではなく、巨大スペースに展示されたねぶたを間近に見ることができ、お囃子も聴かせてくれます。大迫力です。

個人的には金魚ねぶたにも興味があります。

金魚ねぶたが飾られた街並みを一度歩いてみたいものです。

 

ねぶたの家 ワ・ラッセを出て海の見えるところまで歩くと八甲田丸がよく見えます。JRではなくJNRのマークが

付いていますね。終航後に付け替えられたのでしょう。

この船は青函連絡船(1988年廃止)で青森と函館を往復していた鉄道連絡船。私は宇高連絡船、仁堀連絡船、宮島連絡船には乗ったことがありますが、青函連絡船には乗ったことがありません。

 

このあと、市内の百貨店を見物しました。

スーパーや百貨店の食料品売り場は地域ごとの特徴がよく出ていて面白いですよね。

ホッケの西京漬け、サケハラスのミリン干し、アカメヌケ、ひきわり納豆などを見て北国に来たなと実感します。

 

パン売り場にこんなものを見つけました。

妻「これはまだ良いとして」

 

妻「これはどうなんやろ」

しげたか「楽しいおやつタイムにならへんかも」

妻「そういう意味ではカニの店『蟹工船』と一緒やなぁ」

 
 
(2022/8/16)

 

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